KADOKAWA、任天堂とカプコンとゲーム著作物の利用に関する包括的許諾契約をそれぞれ締結 MCN「CSP」でのコンテンツ公開と収益化が可能に

  • KADOKAWA<9468>は、本日(12月1日)付で任天堂<7974>、カプコン<9697>とゲーム著作物の利用に関する包括的許諾契約をそれぞれ締結したことを発表した。

    これにより、さまざまな著作物(IP)の二次利用の管理・収益分配を可能にするMCN(マルチ・チャンネル・ネットワーク)「CSP」を利用するクリエイターは、任天堂とカプコンのゲーム著作物を利用したYouTubeなどへのコンテンツ公開と収益化が可能になる。

    ■KADOKAWAのMCN「CSP」とは?
    「CSP」とは、KADOKAWAがMCN事業者として提供されたシステムを活用、独自の二次利用の管理・収益分配システムを構築し、クリエイターがYouTubeなどのコンテンツに他社のゲーム・アニメ・コミック・音楽等の著作物を利用したり、自身が創作した著作物(IP)の二次利用(切り抜き含む)を許諾・促進したりすることで、「クリエイター」としてだけでなく「権利者(著作権者)」としても、収益やPRの機会を得られるサービスとなる(2022年3月提供開始)。

    すでにKADOKAWAのYouTubeアニメやクリエイターのコンテンツなど、一部の著作物(IP)から導入を開始しており、これにより著作物の管理に厳格な各種SNSであっても「創作の連鎖」を生むことが期待できる。また、二次利用の管理・収益分配だけでなくYouTubeMCNとして、YouTubeの最新アップデート情報の提供、KADOKAWAグループの他事業との連携や、企業タイアップ案件の企画など、クリエイターの創作活動に役立つさまざまなサポート機能を提供している。

株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
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