【レポート】『龍が如く8』は「終わった後、空を見上げて笑顔になれる作品に」 シリーズ初出演の長谷川博己さん、成田凌さんらの収録時エピソードもお届け!


セガは、117日に『龍が如く8』の完成披露会を横浜の大さん橋ホールにて開催した。

▲横浜は「龍が如く」シリーズとも縁が深い地。平日のお昼にも関わらず、多くのファンが会場に詰め掛けた。



■超近距離でファンと触れ合ったレッドカーペットセレモニーの様子をお届け!

当日は、「龍が如くスタジオ」代表として制作総指揮を務める横山昌義氏、「龍が如く」シリーズの2人の主人公を演じる、中谷一博さん(春日一番役)、黒田崇矢さん(桐生一馬役)、さらに俳優の安田顕さん、長谷川博己さん、成田凌さんらの6人が登壇した。





▲出演者は、握手やサイン、写真撮影など、ファンの要望に応えながらレッドカーペットを歩いて登場した。

■『龍が如く8』は出演者一同から太鼓判が押されるクオリティに!

レッドカーペットセレモニー終了後に行われたトークセッションでは、作品出演についての感想や収録時のエピソードが語られた。


▲主人公・春日一番役を務める中谷さんは「盛り上がっていこうぜー!」と明るい挨拶で登壇し、来場者を沸かせた。


▲春日の盟友・難波悠役の安田顕さんは「こんなに喜んでいただけるのであれば、黒いスーツではなく難波の格好で出演したかった」とコメント。多くの来場者からの賛同を得ていた。

▲左から順に、桐生一馬役の黒田崇矢さん、海老名正孝役の長谷川博己さん、三田村英二役の成田凌さん。主人公である伝説の元極道・桐生一馬は知る人も多いところだが、今回が初出演となる長谷川さんと成田さんの役柄はそれぞれ、海老名正孝が「横浜星龍会」の若頭、三田村英二は春日がハワイで出会う車椅子に乗った青年となっている。

完成披露会に登壇した横山氏は「多くの方にご来場いただけていることが期待の表れなのかなと思いますが、9月の時点で明日発売したいと言っていた通り、今回は皆さんの期待を超える自信が余裕であります」と『龍が如く8』の完成度に自信を覗かせた。


▲セガ「龍が如くスタジオ」代表/制作総指揮の横山昌義氏 。

ここからは出演者の登場シーンを紹介すると共に、作品出演についての感想や収録時のエピソードを語った。発売がいよいよ来週に迫った心境について問われた中谷さんは「たくさんの仲間たちに力を与えてもらい、いろんな人の気持ちによって仲間に力を与えられたという奇跡が『龍が如く8』という作品に全部込められています」とコメント。「待ち続けてくれたファンの方々、横山さんをはじめとしたスタッフの皆さん、そして錚々たる役者陣の方々、皆様への感謝しかありません」と語った。

▲開始直後のコメントで早くも涙ぐむ中谷さんに「もう締めの挨拶みたい」というツッコミも。

2023119日に発売された『龍が如く7外伝 名を消した男』にも出演した黒田さんは「とても多くの方にプレイしていただけて、評判も良かったことが何よりも嬉しかったです。あの作品で、桐生一馬の数少ない人間らしいシーンが見られたことで多くの反響もありました。『龍が如く8』では、そういった桐生の人間的な部分を見せながらも、これまでのように弱みを見せずに戦う姿とのバランスを取ってお芝居をしてきました」と収録を振り返った。

▲ファンの方々にも絶対に納得してもらえる仕上がりになっているとの話だったので、ぜひその辺りにも注目してプレイしたい。

二人の主人公(春日・桐生)と海老名が初めて対面するシーンが明かされた長谷川さんは、今回がアテレコ初挑戦とのこと。収録は一年半ほど前に、朝から晩まで丸一日をかけて行われたとの話で、ランチで横山氏と一緒にカレーを食べに行った際に物語を作るにあたってかなり深くまでリサーチされていることが分かり「余計リアルに感じて、流石だな」と思ったとの裏話を語ってくれた。

▲アテレコ初挑戦だったこともあり、普段の表現では足りないと感じたことから、いつもより大きめに演技をしてちょうど良かったとの話も。

前作の収録から3年半の期間が空いたという安田さんは、今回の収録に際してキャラクターを思い出すところから始まったという。また、世界でも人気を得ている「難波」というキャラクターについて「今日、レッドカーペットを歩いた時の反応が答えだと思いました。多分、みんな安田を求めてない。“難波”というキャラクターが一人歩きしていて、本人が難波のコスプレをして出てきたという感じなのかなと思いました」と笑って語った。

▲難波のおかげでレッドカーペットを歩く夢も叶えられたと嬉しそうに話す安田さん。次回の機会があればホームレスの難波の姿をした安田さんが見られるかも……!?

最後に、まだ多くを語れない役どころとなった三田村を演じた成田さんは、初代『龍が如く』をプレイしていたこともあり、オファーが来た際には大変感動したという。屈強な男性が登場するイメージがある作品だったことから、初めて自身が演じるキャラクターのイメージを見た際には「なるほど」と納得感があったとの話だった。

▲ご自身はハワイに行ったことがないという成田さんは「自分では行ったことがないハワイに自分がいるのを見るという新しい体験をさせていただくことができました」と話してくれた。

締めの挨拶の際には、再び中谷さんが涙ぐむ場面も。「人生には色々なことがありますが、『龍が如く8』をプレイし終わった暁には、上を見上げて希望で輝いている空を笑顔で見られるような作品になっていると思いますので、ぜひ126日を期待して待っていてください!」とのコメントから、これまでのシリーズ以上に一層、強い想いが込められた作品であることが伺えた。



最後に横山氏から「繰り返しにはなりますが、3年という月日をかけて「龍が如くスタジオ」が総力を挙げて作った『龍が如く』シリーズの集大成となる作品になっています。私がクオリティを保証するというのも変な話ですが、出演陣の皆様の言葉にもある通り、本当の意味での自信作になっていますので、発売を楽しみにお待ちください」とのコメントで締められた。



 (取材・文 編集部:山岡広樹)



■『龍が如く8』


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株式会社セガ
https://www.sega.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社セガ
設立
1960年6月
代表者
代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
決算期
3月
直近業績
売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
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