フェイス、組織改革に向けて40名の希望退職者を募集　日本コロムビアやドリーミュージックなども対象　2.1億円の特別損失の可能性

フェイス<4295>は、この日(3月26日)、組織改革に向けて希望退職者を募集するとともに、転進支援施策を実施すると発表した。日本コロムビアやドリーミュージック、ワクワクワークスなども含むグループから40名程度の正社員と契約社員を募集する。

同社では、厳しい事業環境が続いており、音楽業界の変革期に対応する体制を再構築するため、組織改革に取り組むこととした、としている。

持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現するために、「あるものを追うな。ないものを創れ。」という企業理念のもと、抜本的な組織改革を着実に推進する、としている。

■転進支援施策の概要

(1)そ の 方 法 :希望退職者の募集による雇用契約の合意解約
(対 象 者 :同社グループの正規従業員および契約社員で会社が転進支援施策の適用を認める者
(3)人 員 数 :40名程度
(4)期 間 :2024年4月中旬から2024年6月10日
(5)退 職 日 :2024年9月30日(予定)
(6)優 遇 措 置 :特別退職金の支給および再就職支援会社のサービス提供

■今後の見通しについて

転進支援施策の実施に伴い、2024年3月期において合理的に見積もることが可能な対象者にかかる特別退職金等の引当金として2億1200万円程度の費用を特別損失として計上する可能性がある、と明かした。

また、業績予想に与える影響については、現時点で対象者数および特別退職金総額等が未確定であることから、後日、確定次第公表する予定。