NVIDIAは、本日(4月4日)、GeForce NOWクラウド ゲーミング プラットフォームが、日本で利用可能になったことを発表した。
また、同サービスの最高性能レベルであるUltimateメンバーシップを日本のゲーマーに初めて提供し、クラウド ゲーミングの世界的な拡大をさらに加速させる。
最先端のNVIDIA GeForce RTX 4080 SuperPODを採用したUltimateメンバーシップは、比類のないクラウド ゲーミング体験を提供する。NVIDIA Ada Lovelaceアーキテクチャ搭載の GeForce RTX 4080 SuperPODは、64テラフロップス以上のグラフィックス性能をユーザーに提供する。これは、PlayStation5の5倍以上であり、前世代のSuperPODの約1.75倍となる。
Ultimateメンバーシップは、クラウド ゲーミングの水準を引き上げ、ローカル ゲーミング体験とほとんど区別がつかない。GeForce RTX 4080のパフォーマンスにより、Ultimateメンバーは、クラウドから最大240FPS のストリーミングが可能だ。『Alan Wake 2』『サイバーパンク2077』『Portal With RTX』などのヒット ゲームでは、フル レイトレーシングとNVIDIA DLSS 3.5テクノロジを使うことができる。NVIDIA Reflexテクノロジにより、GeForce NOWは、クリックからピクセルまでの遅延を40ミリ秒以下に達成している。これもクラウド ゲーミングにおける初めてのこととなる。
■クラウドにおけるRTXテクノロジ
NVIDIA RTXテクノロジは、クラウド ゲーミングを新たな高みへと導きます。Ultimateメンバーの場合、NVIDIA Reflexは、240FPSモードを可能にし、クラウドにフレーム ペーシング テクノロジをもたらし、サーバ上でのゲーム シミュレーション、レンダリング、エンコーディングの実行を効率化する。NVIDIA Reflexは、120および60FPS モードでも利用可能だ。
NVIDIA G-SYNCまたは可変リフレッシュ レート モニターと組み合わせると、GeForce NOWはモニターのリフレッシュ レートとストリーミング レートを一致させ、Reflex対応ゲームでユーザーのスクリーンにスムーズで瞬時のフレーム更新を提供する。これにより、トータルの遅延をさらに短縮する。
GeForce RTX 40シリーズGPUの発売と同時に導入されたフル レイトレーシングとDLSS 3.5は、クラウド ゲーミング向けに美しく映画のような品質のグラフィックスを提供し、AIを使用してフレーム レートを滑らかに保つ。
■Ultimateメンバーのメリット
GeForce NOW Ultimateメンバーは、最新のハードウェアを搭載していないデバイスでも、GeForce RTX 40シリーズGPUの所有者と同じ利点が得られる。4Kゲーミングは120FPSで高速化し、人気の3440×1440や2560×1080などの解像度を含む最大3840×1600のウルトラワイド モニターをサポートする。
また、Ultimateメンバーには、より長いストリーミング セッション、最高性能のクラウド ゲーミング サーバーへの最速アクセス、セッションごとに持続するゲーム設定などの特典がある。
NVIDIAは定期的にアップデートをリリースし、メンバー向けのサービスを改善している。最近では、Androidデバイスにより鮮明でクリアなビジュアルを提供するQHD解像度(2560×1440ピクセル)のサポートがGeForce NOWに追加 され、キーボードとマウスのサポートも改善された。さらに、ゲーマーはUSB-Cドッキング ステーションを使用して、Androidスマートフォンを1080pまたは1440pのゲーミング モニターやテレビに接続して、ポータブル ゲーミングPCに一変させることができる。
■ゲームの時間
GeForce NOWは1900以上のゲームを提供しており、これにはスクウェア エニックスのようなトップ パブリッシャーのメガヒット作、『Call of Duty HQ』『ディアブロ IV』『Baldur's Gate 3』などのAAAタイトルを含む。ほかにも『ヒューマン フォール フラット』や『スターデューバレー』のような人気のPCインディー タイトル、そして『ロケットリーグ』『オーバーウォッチ 2』『原神』など、100を超える人気の無料ゲームが含まれる。新作ゲームは毎週GeForce NOW Blogにて公開される。Steam、Epic Games Store、UbisoftおよびGOG.comを含む最大のPCゲームストアから入手可能だ。NVIDIAとMicrosoftの10年にわたるパートナーシップには、Battle.netおよびXboxデジタル ゲーミング ストアのゲームが含まれ、PC Game Passのタイトルもサポートされている。200以上のXbox PCゲームがGeForce NOWに追加されており、さらに多くのゲームが追加される予定だ。
GeForce NOWのライブラリには、先日発売日と同日に配信されたカプコン<9697>のオープンワールドアクションの正統続編である『ドラゴンズドグマ 2』など、最も人気のあるPCゲームが多数含まれている。NVIDIAとカプコンは、『ストリートファイター6』や『バイオハザード ヴィレッジ』など、高い評価を得ているゲームをクラウドに近々追加する予定だ。HoYoverseの絶大な人気を誇るSFロールプレイング ゲーム『崩壊:スターレイル』も間もなくGeForce NOWに追加される予定だ。
■価格と提供時期
日本におけるGeForce NOW Ultimateメンバーシップは、本日より新規登録が可能となり、価格は月額3580円、6ヵ月1万7900円となる。Priorityメンバーシップは月額1790円、6ヵ月8950円。Priorityメンバーは、RTX ONのプレミアム リグ、セッション時間の延長、ゲーミング サーバーへの高速アクセスなどの特典が受けられる。
メンバーは、低い性能のPC、Mac、Chromebook、Androidを含むデバイスにストリーミングできるほか、対応するSamsungやLGのスマートTVでもネイティブにストリーミング可能だ。
そして、GeForce NOWはメンバー限定の特典を提供する。日本のゲーマー向けの初の特典は、地域限定となる『原神』の特典パックを提供する。
また、最近リリースされた、24時間クラウドにアクセスできるDay Passを利用することも可能で、Ultimate Day Passは1300円、Priority Day Passは650円となっている。Day Passの利用者はメンバーと同じ特典を受けることができ、月額メンバーになる前にサービスを試すことができるほか、いつでもクラウドを利用できる柔軟性も備えている。
NVIDIAは、GeForce NOW AllianceパートナーであるKDDI<9433>とともに、日本におけるGeForce NOWクラウド ゲーミングの運営を行う。KDDIは現在、日本のゲーマーにGeForce RTX 3080搭載サーバーへのアクセスを提供している。
会社情報
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