『崩壊：スターレイル』が5日間にわたって首位キープ　追走していた『FGO』が止めた　2024年3月30日~4月5日のGoogle Play売上ランキング振り返り

2024年3月30日~4月5日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていくと、『崩壊：スターレイル』が5日間にわたって首位をキープしたものの、週の後半に入ると、2位で追走していた『Fate/Grand Order(FGO)』がポジションを奪還した。

平日朝の状況は以下のとおり。

■2024年4月1日(月)
■2024年4月2日(火)
■2024年4月3日(水)
■2024年4月4日(木)
■2024年4月5日(金)

■2024年4月1日(月)

4月1日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、限定星5キャラクター「黄泉」（CV：沢城みゆき）と新星4キャラクター「ギャラガー」（CV：三上哲）がイベント跳躍に登場中のHoYoverseの『崩壊：スターレイル』が首位に立った。

ランキングの動きで目立ったのは、12位に急上昇したYostarの『ブルーアーカイブ』だ。『ブルーアーカイブ』は、3月27日のメンテナンス後より、イベント「にぎにぎと ゆきゆきて」を開催するとともに、百鬼夜行を案内するガイドの役割を担った「ツバキ(ガイド)」と修学旅行プロジェクトの進行を務める「お祭り運営委員会」のメンバー「ウミカ」のピックアップ募集を開始していることなどが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、ライトフライヤースタジオとKeyの『ヘブンバーンズレッド』が18位に浮上した。『ヘブバン』は、3月27日にリリースから777日を迎えたことを記念したキャンペーンを開催しており、「リリース777日記念 スペシャルガチャ」など複数の施策を展開していることが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、コナミデジタルエンタテインメントの『eFootball 2024』がトップ30に復帰した。

■2024年4月2日(火)

4月2日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ30圏内に動きがなく、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』が首位をキープした。

無料ランキングに目を移してみると、Changyouが3月28日にリリースした新作『ハイキュー!!FLY HIGH』が首位となっている。『ハイキュー!!FLY HIGH』は、コレクションと育成をメイン要素に据えたスポーツカードゲームで、KLabが「ハイキュー!!」製作委員会よりライセンスを受け、中国のオンラインゲームの開発会社であるChangyouが開発・運営を行っている。なお、App Storeでは、セールスランキングでもトップ30入りを果たしており、Google Playでも売上を伸ばしていくことが期待されるところ。

続く無料ランキング2位に付けているのが、Dynamic trackが3月26日にリリースした新作『たべっ子どうぶつTime』だ。『たべっ子どうぶつTime』は、「たべっ子どうぶつ」のどうぶつたちが登場する初の公式パズルゲームアプリ。前週末から無料ランキングの上位をキープしており、順調にユーザーのすそ野を拡大する動きとなっているようだ。

■2024年4月3日(水)

4月3日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位3タイトルの順位に変動はなく、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』の首位が続いた。

トップ10圏内では、セガとColorful Paletteの『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』が前日の37位から6位に急上昇してきた。『プロセカ』は、3月30日より、イベント「Rise as ONE!」を開催するとともに、3人の「カラフルフェスティバル限定メンバー」が新登場した「3900'sカラフルフェスティバルガチャ」を実施していることが売上につながっているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Cygamesの『グランブルーファンタジー』が前日の39位から9位に駆け上がってきた。『グラブル』は、3月31日12時より、レジェンドフェスを開催しており、浴衣バージョンの「レ・フィーエ」と「エルモート」の解放武器が登場していることが今回の順位上昇の原動力となっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、LINEヤフー<4689>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』や、バンダイナムコエンターテインメントの『スーパーロボット大戦DD』などがトップ30に復帰した。

■2024年4月4日(木)

4月4日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位4タイトルの順位に動きがなく、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』が首位をキープした。

トップ10圏内では、LINEヤフー<4689>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』が前日の14位から10位に入ってきた。『ツムツム』は、4月1日より、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』に登場するキャラクター「カリム」「ヴィル」「グリム」が、ボイス付き新ツムとして登場していることが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、スクウェア・エニックスとアカツキゲームスの『ロマンシング サガ リ・ユニバース』が前日の41位から17位に急上昇してきた。『ロマサガRS』は、4月1日より、「サガ フロンティア2発売日記念」を開催しており、その中で「サガ フロンティア2発売日記念 Romancing祭 ギュスターヴ編」と「サガ フロンティア2発売日記念 Romancing祭 ミスティ編」を実施していることなどが順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、コナミデジタルエンタテインメントの『遊戯王 マスターデュエル』がトップに復帰した。

■2024年4月5日(金)

4月5日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、「巡霊の祝祭 第8弾」とピックアップ召喚を開始したFGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。

トップ10圏内では、HoYoverseの『原神（げんしん）』が前日の9位から5位に上昇した。『原神』は、4月2日より、限定★5キャラクター「ヌヴィレット（水）」と「楓原万葉（風）」などが登場するイベント祈願を開催しており、順調に売上を伸ばしているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Qookkaの『三國志 真戦』が前日の33位から30位に上昇し、トップ30圏内に復帰した。『三國志 真戦』は、4月1日より、『真・三國無双8 Empires』とのコラボを開始しており、人気武将の「無双曹丕」と「無双朱然」が新たに登場していることなどが順位上昇の原動力となっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『スーパーロボット大戦DD』がトップ30に復帰した。