2024年3月にて、YouTuberに取り上げられたスマホゲームのランキングを上位20位まで紹介する。
本ランキングは「LIVEOPSIS（ライブオプシス）」（株式会社スパイスマート提供）での取得データを参照。LIVEOPSISではスマホゲームのイベント運用データの他、YouTubeやTwitterの運用情報なども分析可能。
（以下、スパイスマートが提供するスマホゲーム分析/運営ソリューションル「LIVEOPSIS（ライブオプシス）」での調査内容を基に掲載）
2024年3月度ゲームアプリ動画トレンド（投稿本数順）
期間中に調査対象YouTubeチャンネルにて、動画投稿されたスマホゲームのタイトル、投稿チャンネル数。投稿本数、視聴回数を集計
集計期間：2024/3/1～3/17
調査対象：チャンネル登録者数が一定数以上でゲーム実況を扱っているYouTubeチャンネル
1位～10位の動向について
『モンスターストライク』の首位独走が続く。10月以来の首位をキープし続けている。再生数上位の動画ではTVアニメ「炎炎ノ消防隊」コラボのガチャやイベントに関連した動画が多く見られ、人気IPとのコラボが人気を下支えしていることがうかがわれる。
また『原神』・『パズル＆ドラゴンズ』も先月から順位が変わらず2位・3位を維持した。
『原神』は2月26日まで行われていた「海灯祭」が終わりやや投稿本数を落としたものの視聴回数は先月より伸びている。Ver4.5アップデート後の期間限定ガチャで出現する星5キャラクターのうち「千織」に関する動画がいくつか見られた。
『プロ野球スピリッツＡ』は先月の8位から4位に躍進。投稿本数が先月と比較し倍に増加した。全体的に「2023 OB第6弾」「OB再臨」「2017年WBC」などの期間限定ガチャにおいて特定の選手入手に賭ける熱量の高い動画が多く見られた。
『荒野行動』は2つ順位を落とし前々月と同じ8位まで後退。先月同様にKWL本戦などのリーグ関連動画が再生数上位に並んでいる。
11位～20位の動向について
2/23にリリースされたばかりの『FINAL FANTASY VI』が12位に登場。リリース直後ということもあるのか丁寧にストーリーを追いながらプレイする実況動画がほとんどである。
先月に9周年イベントで投稿本数を20本ほど増やした『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』だが今月は投稿本数をやや落とし順位を1つ下げた。視聴回数は上位10位以内のゲームのいくつかとさほど差がないほど再生されている。動画の中には3月5日から始まったドッカンフェスにおいて登場する新キャラクター「フリーザ」に関連したものがいくつか見られている。
今春4月からのアニメ放送日が解禁された『ブルーアーカイブ』は先月より10本ほど投稿本数が増え順位を上げたが、投稿された動画の内容を見るとアニメ放送はほぼ関係ないようである。再生数上位の動画をみると、主に現在公開されている最終章に関連する動画のほか、「エデン条約編」に関連するものが多く並んでいる。後者は主に「にじさんじ」所属のライバーらが投稿する動画が多いことから、視聴者はとにかく最新ストーリーを追う派と丁寧にストーリーを追って行く派と2極化しているように見える。
➜21位以降及び最新データもLIVEOPSISでチェック可能
LIVEOPSISではスマホゲームのマーケットトレンド、新作タイトルの事前予約状況、注目タイトルの最新情報を取得しております。
調査・分析が気になる方はお気軽にお問い合わせください。
■執筆 ＜株式会社スパイスマート＞
スマートフォンゲーム内運用に関する調査・分析を行うリサーチ事業とコンサルティング事業を展開しており、「LIVEOPSIS（ライブオプシス）」というサービス名称で各種ソリューションを提供。
