【ゲーム株概況(4/15)】3Q決算と株式分割発表を材料にテンダが3日ぶりに反発 UUUMは目先の悪材料出尽くしの動きに IGポートは利益確定の売り物に押される
4月15日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比290.75円安の3万9232.80円で取引を終えた。中東の地政学的リスクの高まりから朝方から売り物が先行し、一時は下げ幅700円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、テンダ<4198>が3日ぶりに反発し、一時2400円台を回復した。テンダは、前週末4月12日に発表した第3四半期決算が2ケタ増収となったことに加え、5月31日を基準日とした1対3株の株式分割を実施すると発表したことが市場の注目を集めたようだ。
また、第3四半期決算は大幅減収、最終赤字となったものの、変則16ヵ月決算となる2024年9月期の業績予想は黒字回復予想としているUUUM<3990>は目先の悪材料出尽くしとみた買いが入った。
ほか、日本ファルコム<3723>やクルーズ<2138>、NJHD<9421>などがしっかり。
半面、前週末4月12日に第3四半期決算発表と同時に通期業績予想の上方修正と5月31日を基準日とした1対4株の株式分割を発表したものの、IGポート<3791>は利益確定の売り物に押されて大幅続落した。
この日の大引け後に第2四半期決算の発表を予定していたワンダープラネット<4199>は発表内容への警戒感から売られた。
そのほか、コロプラ<3668>やコムシード<3739>、ユークス<4334>などの下げもきつい。
後場場中に2024年2月期決算を発表した松竹<9601>は、大引けにかけて値を崩す展開となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社IGポート
- 設立
- 1987年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 石川 光久
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高118億4100万円、営業利益12億2500万円、経常利益13億8000万円、最終利益11億5800万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証
- 証券コード
- 3791
会社情報
- 会社名
- 株式会社テンダ
- 設立
- 1995年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 取締役会議長 小林 謙/代表取締役社長CEO 薗部 晃
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高51億7500万円、営業利益5億4500万円、経常利益5億4700万円、最終利益3億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4198
会社情報
- 会社名
- UUUM(ウーム)株式会社
- 設立
- 2013年6月
- 代表者
- 代表取締役 社長執行役員 梅景 匡之
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高235億8400万円、営業利益9億7100万円、経常利益10億200万円、最終利益4億4800万円(2022年5月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3990