【ゲーム株概況(4/17)】子会社が大阪市特区民泊をオープンのアエリアが続伸 総務省から2度目の行政指導のLINEヤフーは安値を更新 ワンダープラネットは反落
4月17日の東京株式市場では、日経平均は3日続落し、前日比509.40円安の3万7961.80円で取引を終えた。米長期金利の上昇に加え、オランダの半導体製造装置大手の決算が市場予想を下回ったことを嫌気し、国内市場も後場引けにかけて大きく売られた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>が難地合い下で続伸した。アエリアは、子会社2社が国内旅行者・訪日外国人旅行者向け大阪市特区民泊となる「エポックイン心斎橋」をオープンしたと発表したことが市場の注目を集めたようだ。
また、サイバーエージェント<4751>や任天堂<7974>などがしっかり。
半面、LINEヤフー<4689>が大幅反落して、年初来安値を更新した。LINEヤフーは、前日4月16日に2023年11月27日付で発表した不正アクセスによる情報漏えいについて、総務省から2度目の行政指導を受けたと発表したことが市場から嫌気されたようだ。
第2四半期決算の内容を好感し、前日は大幅反発していたワンダープラネット<4199>は、朝高の後に利益確定の売り物に押されて値を崩した。
ほか、IGポート<3791>やHEROZ<4382>、enish<3667>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>などの下げもきつい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199
会社情報
- 会社名
- LINEヤフー株式会社
- 設立
- 1996年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 川邊 健太郎/代表取締役社長CEO 出澤 剛/代表取締役CPO 慎 ジュンホ
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4689