ソニーグループ、「Crunchyroll」は25年3月期も大幅増益を計画 有料会員の増加とアニメ海外配給、償却費減で 中期では映画分野の成長ドライバーに
ソニーグループ<6758>は、「Crunchyroll(クランチロール)」について、2025年3月期において大幅増益を見込んでいることを明かした。2024年3月期において、ソニーグループの映画分野の増収に貢献したが、さらに貢献が見込まれる、としている。昨年12月末に有料会員数が1300万人を突破したとのアナウンスを出したが、その後も伸びているようだ。
クランチロールは、米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・インクとアニプレックスによる合弁会社で、200以上の国と地域でアニメやマンガを配信している。広告モデルによる無料配信、有料配信に加えて、イベント、劇場版アニメ、ゲーム、グッズ、マンガ出版を通してアニメコミュニティを創出している。
グローバルでの有料会員数の増加やアニメ作品の海外配給などによる売上成長に加え、買収に伴う償却費の減少が寄与してくる。ソニーグループの中期計画でも、Crunchyrollは映画分野における成長ドライバーとして位置づけられているとのこと。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- Crunchyroll(クランチロール)