個人開発者KOSEI YASUDA、8番出口ライクな異変探しゲーム『3番線 | Sanbansen』をSTEAMでリリース…Switch版は7月にリリース予定

個人開発者KOSEI YASUDA(MFC STUDIO)は、6月6日、『3番線 | Sanbansen』をSTEAMでリリースした。価格は470円(税込)、対応OSはWindows10、Windows11となる。Switch版も用意しており、『3番線プラス』として7月に配信する予定だ。

本作は、全世界販売本数1万5000本を突破した8番出口ライクな異変探しゲーム『2番線 | Nibansen』の正統続編。繰り返す不思議な暗い駅のホームから法則を見つけて脱出を目指す異変探し脱出ゲーム。

日本の大都市鉄道の環状線の駅や、8番出口などに強くインスパイアした短編ウォーキングシミュレーターで、気味が悪くて実際の駅で起きてほしくない事象やついつい笑ってしまう面白い事象を"異変"として駅で体験できるとのこと。

▼シンプルな異変探しゲーム
異変があれば引き返す、正常であれば進むというシンプルな8番出口ライクなシステムになっている。
また、制作者が鉄道好きということもあり、駅でよく見かけるものが沢山ある。舞台は環状線の"海手線"の"目雲駅(めぐもえき)"という架空の駅ではあるが、至る所に"目雲駅"と書かれた看板があり、世界観が細部まで作りこまれている。

▼前作2番線 | Nibansenからの進化
前作の『2番線 | Nibansen』は大変好評を博し、続編を望む声が多くあった。それに伴い、前作の改善点を洗い出し、今回の『3番線 | Sanbansen』においては前作の不満点をかなり改善できた、としている。
具体的には、ユーザーが動けるフィールドでもある駅のサイズを約2~3倍に縮小、酔い対策、新機能の実装などプレイするが快適に楽しめるように調整した。

▼異変探しの難易度が過去最高レベル
難しいけど面白いと言われてきた前作『2番線 | Nibansen』よりももう一段階難しくなった『3番線 | Sanbansen』は人間の潜在的意識の外をついたいやらしい異変を随所に盛り込んでいる。わかりやすい異変やクスッとなるパロディを含んだ異変、前作を楽しんでくれた人がさらに楽しめる異変など数多くの異変を含んでいるが、全体的な難易度は高くなっているとのことだ。

▼学生ゲーム開発者による自由な発想
本作では学生3人が主体となってゲームを制作している。学生ならではの突飛で自由な発想を活かし、面白いゲーム体験を目指した。開発者の1人はYouTubeで登録者5万人超えの鉄道ゲーム系YouTuber『しにせ』氏でゲーム内の随所に鉄道愛を込めた"こだわり"を入れていると語っている。

▼トレーラー

▼STEAMストア
https://store.steampowered.com/app/2899580/3__Sanbansen/