セガ、2024年3月期決算は欧州再編が響き最終66億円の赤字転落 営業利益も87%減の23億円に 『龍が如く8』は発売1週間でミリオン

セガの2024年3月期(第66期)の決算は、売上高1866億5500万円(前の期比2.6%減)、営業利益23億4500万円(同86.7%減)、経常利益74億3800万円(同56.8%減)、最終損失66億5000万円(前の期114億8800万円の利益計上)と大幅減益・最終赤字転落だった。

・売上高:1866億5500万円(同2.6%減)
・営業利益:23億4500万円(同86.7%減)
・経常利益:74億3800万円(同56.8%減)
・最終損失:66億5000万円(同114億8800万円の利益計上)

同社は、セガサミーホールディングス<6460>傘下のゲーム会社で、サミーと並ぶグループの中核企業。欧州市場が低調に推移していたことから構造改革を実施したことで、営業利益は大幅な減益に見舞われた。

欧州事業の事業再編に伴い売上原価が計上されただけでなく、開発を中止したゲームコンテンツに関連する特別損失として、事業再編損129億5500万円を計上したことが響き、最終赤字となったという。

セガサミーホールディングスの決算報告で上がっていた新作や運営中の主力タイトルは以下のとおり。この中でも『龍が如く8』は発売からわずか1週間で100万本突破を記録するなどその他は堅調だったようだ。

・『ソニックスーパースターズ』
・『龍が如く7外伝 名を消した男』
・『龍が如く8』
・『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』
・『PSO2 ニュージェネシス ver.2』

なお、業績推移は以下の通り。