今回のゲームショウでは、『Pen Saver』や『CoinFalls 忍』、『ななえさんの肝試し』、『ボクらのCaveTown』、『ロスト・キングダム』など6タイトルをプレイアブル出展している。同社では、受託開発も並行して行っているが、あくまでスマートフォンがメインで、すでにフィーチャフォンのみでの開発は行っていないのこと。
今回の出展での注目は『ボクらのCaveTown』と『ロスト・キングダム』だ。『ボクらのCaveTown』は、「GREE」向けのネイティブアプリ。洞窟アドベンチャーとまちづくりゲームを融合したソーシャルゲームで、洞窟のシーンでは可愛らしいキャラクターが掘り進めたり、ちょろちょろと歩き回ったりする姿が可愛らしい。
他方、『ロスト・キングダム』についてはまだ開発途上のようなので、機能に制限はあったものの、ソーシャルゲームとしてはかなり新鮮な印象を受けるゲームだ。RPGとカードゲーム要素を盛り込んだソーシャルゲームとなっている。リッチなグラフィック表現と直感的な操作が特徴で、「Mobage」向けにngCoreで開発しているという。
受託開発の会社は、BtoBがメインなので、基本的には地味な出展になりがちだ。同社の出展を知ったとき、地味な出展になると思っていたのだが、現場に到着してその派手さに驚かされた。いままでのイメージと全然違うのだ。ステージ付きの巨大なブースを設置し、さらに女性がポールダンスも披露していた。
同社の木村信行専務は、取材に対し「世界的にスマートフォンの普及が進むなか、モバイル分野は大変革期にあり、大きなチャンスが生まれています。そういった状況で積極的に打って出ない手はありません。今回の出展を通じて、ユーザーやメディアの方々に当社の存在やプロダクトを知っていただければと考えています。またサイバーエージェントさんにも支援いただいています」とコメントしてくれた。