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デジタルハーツは、本日(8月7日)、独自のゲーム特化型AI翻訳エンジン「ELLA」を活用した翻訳サービスを正式ローンチしたことを発表した。
「ELLA」は、デジタルハーツとAI自動翻訳開発を行うロゼッタが共同開発したゲーム特化型AI翻訳エンジン。自然言語で入力された情報を数値に変換するAIと、数値をもとに文章に個性を与え翻訳するキャラクタージェネレーターAIの2種類のAIをベースに、デジタルハーツが長年ゲーム翻訳において培ってきた翻訳ノウハウやロゼッタ社のAI翻訳技術を組み合わせることで、これまでの機械翻訳では困難であった「感情豊かな表現を用いた自動翻訳」を実現した。
■「ELLA」特徴
・キャラクターになりきった翻訳文生成
「ELLA」は事前にキャラクターのパーソナリティを簡単なプロンプトとして設定するだけで、そのキャラクターになりきった翻訳案をAIが自動的に提案してくれる。・関係性に応じた口調の変化
実社会での対人関係と同様、相手との関係性に応じて話し方を変化させることができる。友人と話すとき、目上の人と話すとき、苦手な人と話すときなど、話者と相手との関係性を考慮した翻訳案を提案する。・圧倒的スピード及び翻訳コストの抑制
100万文字の日本語を英語にする場合、通常の翻訳を行った場合と比較して翻訳期間を最大で75%短縮することが可能。また、作業効率が向上する分、かかるコストも抑制することができる。■「ELLA」概要
サービス名:ELLA (Expressive Localization and Linguistic AI)
対応言語:日本語・英語
※今年度中に、簡体字、繁体字、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、韓国語にも対応予定
費用:ライトプランとフルプランの2つが用意されている
会社情報
- 会社名
- デジタルハーツ