アエリア、第2四半期(1～6月)決算は売上高19％減、3.7億円の営業赤字を計上　決済代行収益とアフィリエイト広告収益が減少　新作開発で費用先行

アエリア<3758>は、8月14日、2024年12月期の第2四半期累計（1～6月）の連結決算を発表、ファーストペンギンの決済代行収益とアフィリエイト広告収益の減少に加え、コンテンツ事業の新規コンテンツに係る開発費の増加もあり、減収・赤字計上となった。

売上高95億4300万円（前年同期比19.7％減）
営業損益3億7000万円の赤字（前年同期4億3700万円の黒字）
経常損益2億4200万円の赤字（同7億1300万円の黒字）
最終損益2億8600万円の赤字（同5億900万円の黒字）

セグメント別の状況は以下のとおり。

①ITサービス事業　売上高8億8100万円（前年同期比22.7％減）、営業損益4800万円の赤字（前年同期6400万円の黒字）
データサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得したが、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギンの決済代行収益とアフィリエイト広告収益の減少に伴い売上高が減少、営業損失を計上した。

②コンテンツ事業　売上高47億100万円（同9.5％減）、営業損益5億600万円の赤字（前年同期7400万円の黒字）
イベント関連の売上が増加したものの既存コンテンツの売上が減少し、新規コンテンツに係る開発費の増加したことによって売上高が減少、営業損失を計上した。

③アセットマネージメント事業　売上高39億9800万円（同28.3％減）、営業利益1億8300万円（同38.3％減）
販売用投資不動産の竣工の遅れにより売上高および営業利益が減少した。

■通期業績予想は据え置き

2024年12月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

売上高230億円（前期比1.4％増）
営業利益8億円（同67.9％増）
経常利益7億円（同7.0％減）
最終利益5億円（同4.1％増）