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ブラウザ型クラウドゲームプラットフォーム「TapFun(早期アクセス版)」が登場！第一弾として大人気ブロックチェーンゲーム『PROJECT XENO』を提供開始！

Tapfun株式会社

Tapfun株式会社

2024.08.23 19:00

Tapfunは、ブラウザ型クラウドゲームプラットフォーム「TapFun(早期アクセス版)」を8月23日にリリースしたことを明らかにした。あのCygames Capitalが出資する期待のサービスだ。ユーザーにとってはモバイルゲームやPCゲームがブラウザでインストールの手間なしに簡単に遊ぶことができる一方、ゲーム会社にとっては実行ファイルにTapFun APIを組み込むだけで提供できるため、主要ストアに比べて手数料が低くかつ新しいユーザーにアプローチすることが可能になる。

■「TapFun」について

近年、大容量のスマホゲームが普及しているが、これらのゲームを快適にプレイするためには高いスマホスペックが求められ、プレイ中にはストレージ、メモリ、バッテリーへの負荷が大きく、発熱やチートの問題も発生しやすくなる。また、ダウンロードやインストールに時間がかかることも課題となっている。

さらに、高画質ゲームを大画面で楽しむべく、PC版をプレイしようとしても、インストールや初回起動に複雑な手順が多く、気軽にゲームを楽しむための環境が十分に整っていない。また、PC版が提供されているゲームは少なく、その中でもMacに対応しているゲームは稀なのが実情だ。

そして、ビジネス環境としては、一部のアプリストアによる寡占状態が続いており、プラットフォーム手数料率は依然として高く、ゲーム会社の収益を圧迫している。こうした問題意識から、2023年9月にCygames Capitalの出資を受け、Tapfunは新しいブラウザ型クラウドゲームプラットフォーム「TapFun」を開発したという。

■サービス概要

既存のモバイルゲームやPCゲームを「TapFun」に配信することで、複雑で時間のかかるダウンロードやインストールが不要になる。ユーザーはTapFunにアクセスするだけで、すぐにゲームを楽しむことができる。

プラットフォーム手数料率はクラウド費用込みで総売上高の18%に設定されており、運用中のゲームの収益性が向上することは大きなメリットだ(他社のアプリストアでは30～40％とされている)。

運用中のゲームに導入する方法も非常に簡単だ。既存のEXE/APK実行ファイルにTapFun APIを組み込むだけで、短期間でブラウザ版としてリリースすることができるそうだ。

昨今、ゲーム内容やグラフィックがどんどん複雑かつリッチになっており、アプリの容量が2ケタGBを超えることは珍しくない。ユーザーにとっては新しいゲームを「とりあえず遊んでみる」ことへの敷居が年々上がっているのが実情だ。

こうしたサービスの存在は、こうしたユーザーが気軽に新作を試すことができるという、マーケティング的な観点でも大きな意味がありそうだ。広告を見てゲームで遊ぼうとしたけど、データ容量を見てやめてしまった、という機会損失を防ぐことができる。

■今後について

今後は順次タイトルをリリースしつつ、モバイルゲームだけでなく、売り切りやサブスクリプション形式でコンソールゲームを提供していく。当面のサービス展開はブラウザを中心としたゲーム市場に注力し、2025年末に施行されるスマホソフト競争促進法に合わせてアプリストア市場への本格進出を計画している。提供地域や提供言語については、国内だけでなく、英語版を皮切りに北米や欧州を中心に展開し、その他の言語や地域についても順次対応していく予定。

▼Tapfunウェブサイト
https://tapfun.co.jp

■第一弾タイトルは『PROJECT XENO』

「TapFun(早期アクセス版)」は8月23日よりアクセス可能となる。そして、第一弾タイトルとして、EPOCH FACTORYが運営を行い、CROOZ Blockchain Labが開発を担当する『PROJECT XENO』を提供する。

「PROJECT XENO」は「GameFi」「e-Sports」「Fun」を融合したタクティクスPvP(Player vs Player)バトルゲーム。プレイヤーはユニークなNFTキャラクターを駆使しバトルを行い、バトルに勝利することでUT(Utilily Token)を獲得できる。UTはNFTキャラクターの育成や新しいNFTキャラクターの獲得に使用できる。NFTキャラクターは、ゲーム内マーケットプレイスでトレードできる。

▼『PROJECT XENO』公式サイト
https://project-xeno.com/