Springloaded、MMORPG開発会社経営SLG『Let's Build a Dungeon』を発表…開発したゲーム内に入ることも可能

『Let's Build a Zoo』を擁するインディーゲームスタジオSpringloaded(シンガポール)は、8月15日、多層経営シミュレーションゲーム『Let's Build a Dungeon』を発表した。対応プラットフォームはPC、Xboxで、現在Steamでウィッシュリストに登録できる。さらに詳しい情報については、8月21日にgamescomで行われるライブ配信で公開する。

本作は、MMORPG開発・運営とゲームスタジオの経営を題材にした今までにないゲーム。実在のインディーゲームスタジオである同社が12年間で培った経験を元にした、ゲーム開発上で重要な意思決定と奥深い経営シミュレーションが楽しめる。

プレイヤーは新興のゲームスタジオを運営してMMORPGを開発・運営して増え続けるプレイヤーを満足させなければならない。同時に開発を支える投資家の顔色もうかがい、開発チームの仕事環境も整えなければならない。

プレイヤー、出資者、開発チーム、そして経営者であるプレイヤー……多層に渡る関係者全員が幸せになるゲーム開発は可能なのか。

▼トレイラー

本作は現実のゲーム業界をユーモラスながらもリアルに描く。まずは自身の会社を小さなインディースタジオから大手企業へと成長させていく。

開発するゲームはモンスター捕獲RPGでも、気楽な農業RPGでも、複数のジャンルを組み合わせた全く新しいゲームでも良い。クエストを作成して環境を構築し、プレイヤーのニーズに応える究極ゲームを作り上げていく。作ったMMORPGの世界に入ることもできる。

 

スタッフ採用、オフィスの決定、プロジェクト管理、株主との交渉、パブリッシャーへの投資を持ちかけるピッチなど、多くの経営業務が待っている。

また、ゲーム開発会社ではときに倫理と現実を秤にかけた選択が待ち受ける。ゲームの開発が遅れたとき、ボスとしてどのように判断を下すべきなのか。

・発売日を守るためブラック労働を強う?
・開発チームを守るために投資家の圧力を跳ねのける?

 

【本作の特徴】
・大人数のバーチャルプレイヤーで賑わうMMORPGを設計・構築できる
・採用や解雇、投資家への対応など、ゲームスタジオの日々の運営を管理
・ゲーム世界の拡張や新クエストの追加、プレイヤー動向の分析で新規プレイヤーを獲得する運営・開発の仕事を楽しめる
・ゲームのキャンペーンを通して新しいアイテムやエリア、新システムを開発可能
・テストプレイ機能を使っていつでもプレイヤー視点でゲーム世界を体験できる
・クエストスタイルを組み合わせて何度でも遊べるゲームを考案

ゲームに付属する何千種類ものアイテムを使ってゲームを作ることが可能。アセットをカスタマイズしてオリジナルRPGワールドを作成することもできる。

株主やスタッフ、プレイヤーやパブリッシャーと上手に交渉し、スタジオを成功へ導く経営を楽しめる。『Let's Build a Dungeon』はSteamでウィッシュリスト登録、ベータ版が公開した際にいち早くプレイできる事前登録も受付中。

 

▼Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/2365790/Lets_Build_a_Dungeon