札幌市教育委員会、文化庁「地域文化クラブ活動実証事業」の採択を受けてセガによる「中学生向けプログラミング講座」を開催

札幌市教育委員会は、文化庁「地域文化クラブ活動実証事業」の採択を受け、セガによる「中学生向けプログラミング講座」を2024年9月28日から2025年2月2日にかけて計8回にわたって開催することを発表した。

本講座は、札幌市立中学校に在校する生徒を対象として参加者を募集する。

セガでは、アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを活用した学習教材「ぷよぷよプログラミング」を用いた出前授業を、札幌市を含む全国100校以上の小中高校で行い、これまで約8000人の児童・生徒が受講している。

本講座は、セガの「ぷよぷよ」シリーズを開発する現役クリエーターがカリキュラムの開発に関わり、プログラミングの開発手順から基本を学ぶことができる。 Web標準言語でもあるHTMLやJavaScriptを使用したサンプルコードの書き写しやカスタマイズなどを通じて、プログラミングの面白さを知り、さらに学びたいと思う気持ちを醸成し、講座の修了時に基本的なプログラムコードが読めるようになることが目標となる。また、講師には日本eスポーツ連合公認「ぷよぷよ」プロプレイヤーであり、元システムエンジニアのぴぽにあ選手を迎える。

少子化が進む中、将来にわたり生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保するため、「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」（2022年12月スポーツ庁・文化庁）が策定され、学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行に向けた環境の一体的な整備や、地域の実情に応じた生徒のスポーツ・文化芸術活動の最適化と体験格差の解消が重要として、推進している。文化庁の「地域文化クラブ活動実証事業」はそうした取り組みの一環であり、札幌市での実施は今回が初めてとなる。

セガは、札幌市に国内2拠点目となる自社のソフトウェア開発、およびデバック業務を担うセガ札幌スタジオを2021年に設立した。また、2022年より開催されている札幌のIT人材およびゲームクリエーターの育成とエンタメ業界の盛上げを目的とした札幌市や札幌を拠点とするゲーム関連企業との協力による複合イベント「Sapporo Game Camp」では、小学生から高校生を対象とした「ぷよぷよプログラミング講座×eスポーツ体験会」を実施している。

そして、札幌市教育委員会とセガは、「札幌市立高校におけるデジタル人材育成に向けた連携協定」を2022年12月に締結した。セガは、自社のゲーム事業やジャパン・eスポーツ・プロライセンス公認タイトル「ぷよぷよ」のeスポーツ×エデュテイメント活動を通じて培ったノウハウや資産を活用して、本講座を開催する。

＜「中学生向けプログラミング講座」開催概要＞

イベント名：
札幌市教育委員会主催　地域文化クラブ活動実証事業 中学生向けプログラミング講座

内容：
「ぷよぷよ」を題材にした教材を使って、HTMLやJavaScriptなどのプログラミング学習を行う。講師は「ぷよぷよ」プロプレイヤーで、元システムエンジニアのぴぽにあ選手。セガやプロ選手との交流から、「夢に向かって努力することの大切さ」を学び、将来のキャリアを考えるきっかけを提供する。「プログラミングに興味がある。ゲームが好き。新しいことに挑戦したい！」といった多感な中学生たちにお勧めの講座となる。

参加費：3,000円（税込）
※講座は全8回開催各回2時間（午前クラス：10:30～12:30、午後クラス14:00～16:00）。（1）土曜午前、（2）土曜午後、（3）日曜午前、（4）日曜午後の4クラスがあり、参
加するクラスは固定となる。

会場：
札幌市生涯学習センターちえりあ（対面講座）
（住所：札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10）

アクセス：
地下鉄 東西線：宮の沢駅下車
地下直結通路：徒歩約5分
※講座は対面とオンラインの回があり、オンライン講座は自宅から参加できる。

講師：
ぴぽにあ選手
（元システムエンジニア、日本eスポーツ連合公認「ぷよぷよ」プロプレイヤー、愛媛県eスポーツテクニカルアドバイザー、ぷよぷよチャンピオンシップSEASON3 年間チャンピオン）

募集人数：各クラス30名（計120名）

参加対象：札幌市立中学在校生

申込方法：
下記サイトより詳細を確認の上、応募する。各クラス定員30名を超える応募となった場合には、抽選とする。
https://puyo.sega.jp/program_2020/sapporo/

募集期間：2024年8月30日～2024年9月16日23:59まで

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