【ゲーム株概況(9/6)】コナミグループが年初来高値を更新　好決算や自社株買いに関心のビーグリーは4日ぶりに反発　国内証券が目標株価引き下げのSHIFTが3日続落

9月6日の東京株式市場では、日経平均は4日続落し、前日比265.62円安の3万6391.47円で取引を終えた。8月の米雇用統計の発表待ちで様子見ムードが強く、その発表内容への警戒感もあって朝方から売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業93銘柄のうち、上昇は21銘柄(23%)、下落は67銘柄(72%)、変わらずは5銘柄(5%)で、下落した銘柄の方が多かった。

中で、コナミグループ<9766>が年初来高値を更新するなど家庭用ゲーム大手企業の堅調な推移が目立った。

好決算や高水準の自社株買いの実施が評価の底流にあるビーグリー<3981>は4日ぶりに反発した。

タカラトミー<7867>や東宝<9602>、東映<9605>などは年初来高値を更新した。

半面、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>やドリコム<3793>などの下げがきつく、サンリオ<8136>やcoly<4175>なども売られた。

周辺株では、みずほ証券が投資判断「中立」を継続し、目標株価を2万6300円から1万3000円に引き下げたSHIFT<3697>が3日続落した。

フジテレビとのオリジナルIPの共同開発プロジェクトの開始を材料に前日は急動意を演じたDLE<3686>はさえない。