クオンタムソリューションズ、8月中間決算はGPUサーバー拡大で売上高484％増と大幅増 AAAゲーム「Project Jewel」は中東で出資者候補を探索
クオンタムソリューションズ<2338>は、10月10日、2025年2月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高5億6300万円(前年同期比484.0%増)、営業損失1億8000万円(前年同期は2億1900万円の損失計上)、経常損失2億3500万円(同1億1200万円の損失計上)、最終損失8600万円(同1億0900万円の損失計上)だった。
・売上高:5億6300万円(同484.0%増)
・営業損失:1億8000万円(同2億1900万円の損失計上)
・経常損失:2億3500万円(同1億1200万円の損失計上)
・最終損失:8600万円(同1億0900万円の損失計上)
同社では、GPUサーバーなどの取引拡大に伴い売上が大きく伸びた。
ゲーム事業の動向は以下の通り。
AIゲーム事業において、2023年12月にJP GAMESとの資本業務提携を締結し、JP Gamesとのパートナーシップに初参入した。2024年1月には、同社の株式2.5%を取得した。出資以来、JP GAMESとトリプルAゲーム「Project Jewel」を共同開発することで合意した。このゲームには中東の要素が強く反映されており、中東の関係企業・政府から関心を寄せられた。7月10日に同ゲームのデモ版が完成し、現在は資金調達計画を進めるとともに、中東の投資家候補の探索を行っている。
また、2024年7月には、ゲーム「GYEE」の配信権を取得し、AIゲーム事業における新たなマイルストーンを達成した。配信権取得後、7月中旬から8月にゲームサービス収益として売上高1300万円を計上している。今後は、(i)特に日本におけるプレイヤーベースの拡大、(ii)収益を伸ばすためのマーケティング投資、(iii)確立したIPを最大限に活用したゲームのさらなるアップグレードを計画している。
