U-NEXTの2024年8月期(第8期)の決算は、売上高1147億2400万円(前の期比28.9%増)、経常利益68億3000万円(同46.6%増)、最終利益44億7100万円(同43.6%減)だった。
・売上高:1147億2400万円(同28.9%増)
・経常利益:68億3000万円(同46.6%増)
・最終利益:44億7100万円(同43.6%減)
同社は、U-NEXT HOLDINGS傘下で映像配信サービス『U-NEXT』の提供・販売を行っている。
『U-NEXT』は、海外や韓流のコンテンツの配信をはじめ、TBS、テレビ東京の放送中ドラマや欧州サッカー、国内外の格闘技、ゴルフツアー、バレーボールネーションズリーグなどのスポーツ、音楽、ライブ配信、電子書籍とラインアップの充実化を図っている。
8月にはThe Football Association Premier Leagueとの間で、2024-2025シーズンから2030-2031シーズンまでの7年間、イングランドの「プレミアリーグ」とFA Cupの国内独占配信権にかかる基本契約を締結した。これを機に新プラン「U-NEXT サッカーパック」の提供を開始した。
本パックにはスペインのプロサッカー1部リーグ「ラ・リーガ」なども含まれている。「U-NEXT サッカーパック」は、U-NEXT ポイントを充当してリーズナブルに利用することも単体での利用も可能とすることで ARPU の向上及びユーザー基盤の拡大を図っている。
また、月額会員には追加料金なしで約1,300冊の児童書が読み放題で楽しめる「キッズ読み放題」やIP戦略の一環としてオリジナル書籍やオリジナルコミックの出版にも注力するなど、引き続き、魅力あるコンテンツラインアップを拡充しサービス向上につとめていく。
なお、今後は U-NEXT のサッカーコンテンツをホテルや商業施設、スポーツバーなどにも提供、同社グループの店舗・施設向け事業とのシナジーを生かし、スポーツ観戦の喜びを共有・共感できる空間作りをサポートしていくという。
