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東宝<9602>は、10月15日、2025年2月期通期の連結業績予想の修正を発表、映画事業で複数の大ヒットに恵まれたことに加え、「ハイキュー!!」「呪術廻戦」「僕のヒーローアカデミア」「怪獣8号」の国内外の配信、商品化権、グッズ販売などの各種事業展開も好調に推移したことなどで、売上高・利益とも従来予想を上回る見通しとなった。
営業収入2800億円→2970億円(増減率6.1%増)
営業利益550億円→620億円(同12.7%増)
経常利益570億円→600億円(同5.3%増)
最終利益390億円→400億円(同2.6%増)主力の映画事業において「変な家」「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」「キングダム 大将軍の帰還」「ラストマイル」などの大ヒットに加え、前期からの続映となる「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」が興行収入115億円超と想定を超えるヒットとなった。また世界的ヒットとなった「ゴジラ-1.0」の配信プラットフォームへの販売が国内・海外とも大きく伸長した。
また、TOHO animationでは「ハイキュー!!」「呪術廻戦」「僕のヒーローアカデミア」「怪獣8号」での国内外の配信、商品化権、グッズ販売などの各種事業展開が好調に推移し業績を牽引した。
こうした状況に加え、下半期の事業見通しや直近の業績を踏まえた結果、営業収入、営業利益、経常利益、最終利益が前回発表の予想を上回る見込みとなった。
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入2833億4700万円、営業利益592億5100万円、経常利益630億2400万円、最終利益452億8300万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602