【人事】Unity、KingのCTOやHavokの共同創設者兼CTOを務めたスティーブ・コリンズ氏がCTOとして入社

Unityは、本日(10月30日)、スティーブ・コリンズ氏が最高技術責任者(CTO)として同社に入社することで技術面でのリーダーシップを強化し、製品の革新性、品質、安定性を加速させることを発表した。

スティーブ・コリンズ氏は、『Candy Crush』などのヒット作を手がけたゲームスタジオ、KingのCTOや、現代のゲームの定義づけに貢献した先駆的な物理エンジンを開発したHavokの共同創設者兼CTOとして、数十年にわたる経験を積んできた。

また、モバイルアプリケーション向けのリアルタイムマーケティングオートメーションクラウドであるSwrveのCTOも務めた。学術分野でも先駆者であり、トリニティ・カレッジ・ダブリンでコンピュータグラフィックスの研究グループを創設し、コンピュータゲーム技術の修士課程プログラムを立ち上げた。

▼Unity社長兼CEO マット・ブロンバーグ氏コメント
「この極めて重要な時期にスティーブを迎えることができ、私たちは非常に喜んでいます。彼はゲームとマーケティングテクノロジーの両方において深い技術的専門知識を持ち、開発者が何を必要としているかを理解しています。スティーブは、私たちがお客様に対してさらなる革新性、品質、安定性を提供し続ける上で重要な役割を果たすでしょう」

▼スティーブ・コリンズ氏コメント
「私は、ゲームやリアルタイム3Dコンテンツ開発の世界を変え、クリエイターが自身の芸術的なビジョンを実現し、幅広いデバイスを通じて世界中のオーディエンスにリーチすることを可能にしたUnityを、約20年にわたって追いかけてきました。Unityエンジンの背後にある非常に優秀なチームに参加できることを非常に嬉しく思います。また、Unityがコミュニティにとってさらに優れたパートナーとなるよう、お手伝いできることを楽しみにしています」

◆スティーブ・コリンズ氏について
ゲーム技術戦略、起業家精神、製品開発およびリーダーシップにおいて30年以上の経験を有している。以前は、KingのCTOとして同社の技術戦略をリードし、Shared Technologyグループを管理していた。先駆的なゲームエンジンミドルウェア企業であるHavokの共同設立者でもあり、同社でCTOも務めた。さらにモバイルアプリ向けのリアルタイムマーケティングオートメーションクラウドを提供するSwrveのCTOも務めた。グローバルイルミネーションに関してコンピュータグラフィックス分野のPh.D(博士号)を取得している。

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