バンナムHDの第2四半期の主要IP売上高、「ガンダム」初の400億円の大台乗せ 「ワンピース」と「ドラゴンボール」もTCGやアプリ貢献し2ケタの伸び

バンダイナムコホールディングス<7832>は、第2四半期(24年7~9月)におけるIP別売上高を開示し、「機動戦士ガンダム」のグループ全体の売上高が前年同期比13.2%増の404億円と初の400億円台に乗せたことを明らかにした。もちろん、過去最高となったようだ。

「ガンダムシリーズ」のプラモデルや家庭用ゲーム『ガンダムブレイカー4』などの販売が好調だったことに加えて、ガンダムシリーズ劇場公開作品の中で歴代No.1となった「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の国内興行収入を計上したという。 

 

好調だったのは「ガンダム」だけではない。他の主要IPも好調ぶりが目立った。『ONE PIECE(ワンピース)』は同24.3%増の399億円と大きく伸び、過去最高売上を更新したようだ。ゲームアプリやトレーディングカードゲームが貢献したとのこと。

 

『ドラゴンボール』については同12.6%増の447億円だった。過去2番目の規模となったようだ。こちらもゲームアプリやトレーディングカードゲームが貢献した。この四半期には反映されていないが、『ドラゴンボール Sparking! ZERO』が発売からわずか24時間で300万本の販売を達成するなど「絶好調」なスタートだったとのことで、第3四半期も伸びが期待される。

 

このほかの主要IPの動向は以下のとおり。

 

株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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