アルファポリス、小説・漫画の投稿サイト「アルファポリス」で生成AIによる対話型の小説検索機能「小説検索AIアシスタントβ」をリリース

アルファポリス<9467>は、本日(11月11日)、運営する小説・漫画の投稿サイト「アルファポリス」において、AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を活用した生成AIによる対話型の小説検索機能「小説検索AIアシスタントβ」をリリースしたことを発表した。

生成AIを活用した対話型検索機能の実装は小説投稿サイトでは国内初となる。

小説の投稿サイト「アルファポリス」には、これまでに19万作品を超える多くの小説が投稿されている。その中で読者が好みに合った小説をよりスムーズに見つけ出すために、これまでも詳細検索機能や、機械学習により読者ごとにパーソナライズされたレコメンド機能等を拡充してきた。

今回新たに生成AIによる対話型の小説検索である「小説検索AIアシスタントβ」をリリースすることにより、従来の検索やレコメンドでは実現できなかった新たな作品との出会いの場を提供する。

▼小説検索AIアシスタントβ
https://www.alphapolis.co.jp/novel/search_assistant

※アルファポリスにユーザ登録の上、ログインして利用しよう。
※本機能はβ版としてアルファポリスWebサイトのみで使用可能となっている。アプリへの実装については検討を進めている。
※本機能は試験的な導入のため、予告なく機能の提供を終了する可能性がある。

■本機能の特長

本機能はRAG(検索拡張生成)を活用することで、読者からの質問に対して膨大な小説データの中から最適な作品をベクトル検索により抽出、その検索結果に基づいて大規模言語モデル(LLM)が回答する、という仕組みを採用している。サービス内に実在する小説作品に基づいて回答が生成されるため、ハルシネーションの発生を軽減し、回答の精度を高めることが可能となる。

RAGの特長として、小説データは検索時にのみ使用されるため、大規模言語モデル(LLM)の学習データとして使用されることがない、という点も作者および小説作品の著作権保護の観点において大きなメリットとなります。また、利用者のアカウント情報をはじめとして、個人が特定される情報が生成AI提供企業に送られることはない。

なお、本機能においてはAnthropic社の大規模言語モデルClaude 3.5 SonnetをAmazon Web Servicesの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を通じて使用している。

株式会社アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/company

会社情報

会社名
株式会社アルファポリス
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長 梶本 雄介
決算期
3月
上場区分
東証グロース
証券コード
9467
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