【ゲームエンタメ株概況(11/29)】アルファポリスが一時3000円大台乗せ 国内証券が目標株価引き上げのコナミGが堅調、投資判断格下げのタカラトミーは反落

11月29日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比141.03円安の3万8208.03円で取引を終えた。為替が1ドル=149円台と円高方向に振れたこともあり、輸出関連株が売られたほか、前日買われたハイテク株の一角が売られたことも影響した。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業94銘柄のうち、上昇は41銘柄(44%)、下落は45銘柄(48%)、変わらずは8銘柄(9%)で、下落した銘柄の方がやや多かった。

中で、アルファポリス<9467>が一時3000円大台に乗せるなど年初来高値を更新したほか、サンリオ<8136>やサイバーステップ<3810>、クシム<2345>などが買われた。

東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を1万5210円から1万7180円に引き上げたコナミグループ<9766>は堅調な推移を見せた。

ブシロード<7803>やマイネット<3928>、東映アニメ<4816>なども買われた。

半面、DeNA<2432>は、直近の株価上昇に対する利益確定売りもあって反落した。

SBI証券が目標株価は3810円から4280円に引き上げたものの、投資判断を「買い」から「中立」に格下げしたタカラトミー<7867>は4日ぶりに反落した。

前日は「メダロット」シリーズ最新作となるスマートフォン向けゲームアプリ『メダロットサバイバー』の発表を材料に買われたイマジニア<4644>は、この日は反落した。

株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミー
設立
1953年1月
代表者
代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
決算期
3月
直近業績
売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7867
企業データを見る
コナミグループ株式会社
http://www.konami.com/

会社情報

会社名
コナミグループ株式会社
設立
1973年3月
代表者
代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
決算期
3月
直近業績
売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
証券コード
9766
企業データを見る