双葉社、「マンガの利用実態」に関する調査を実施…月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の6割以上が電子媒体を利用

双葉社は、月に1回以上マンガを読む20代~40代男女を対象に「マンガの利用実態」に関する調査を実施。この調査結果から、20代~40代男女の直近のマンガの利用実態などが明らかになった。

<背景>

近年、デジタル化の進展に伴い、多くのコンテンツがオンラインで提供されるようになった。特にデジタルネイティブ世代である若年層を中心に、「いつでもどこでも楽しめる」利便性がコンテンツに求められており、「マンガ」も紙からデジタル形式へと利用媒体が移行しているものと考えられる。

そこで、多様なジャンルの作品が読めるマンガ配信サイト「webアクション」を運営する双葉社は、月に1回以上マンガを読む20代~40代男女を対象に「マンガの利用実態」に関する調査を実施した。

<調査サマリー>

・月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の8割以上は、少なくとも週に1回以上はマンガを読んでいる

・月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の7割以上は、マンガに使うお金が月に1,000円未満

・月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の6割以上が、電子媒体でマンガを読んでいる

・電子媒体でマンガを読む主な理由は「費用面の優位性」や「利便性の良さ」

・紙媒体でマンガを読む主な理由は「すぐ手に取れること」や「紙の質感や紙の感覚への愛着」や「コレクション性」

・マンガを読むシーンとしては「休日にリラックスしているとき」が最も多い

<調査概要>

調査期間:2024年11月20日~11月21日

調査方法:インターネット調査

調査対象:月に1回以上マンガを読む20代~40代の男女

調査人数:331名

モニター提供元:RCリサーチデータ

■月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の8割以上は、少なくとも週に1回以上はマンガを読んでいる

まず、「どのくらいの頻度でマンガを読むか」を尋ねる設問への回答では、1位が「毎日」で34.2%、2位が「週に2~3回」で29,6%、3位が「週に1回」で18.1%という結果になった。1位~3位までの回答を合計すると回答率80%を超え、この結果から月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の8割以上が、少なくとも週に1回以上はマンガを読んでいることが明らかになった。

■月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の7割以上は、マンガに使うお金が月に1,000円未満

次に「月にどのくらいの金額をマンガに使っているか」を問う設問への回答では、1位が「無料」で33.5%、2位が「500円未満」で21.8%、3位が「500円~1,000円未満」で18.4%という結果に。1位~3位の回答を合計すると回答率70%を超え、この結果から月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の7割以上は、マンガに使うお金が月に1,000円未満であることがわかった。

■月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の6割以上が、電子媒体でマンガを読んでいる

続いて「電子媒体と紙媒体、主にどちらの媒体でマンガを読んでいるか」を尋ねる設問では、「電子媒体」が66.2%、「紙媒体」が33.8%となった。この結果から月に1回以上マンガを読む20代~40代男女では、電子媒体でマンガを読んでいる方が主流派である、という事実が判明した。

■電子媒体でマンガを読む主な理由は「費用面の優位性」や「利便性の良さ」

また、主に電子媒体でマンガを読んでいると回答した人に「普段マンガを読む際に電子媒体を利用する主な理由は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「無料の作品や安価な作品があるため」で65.3%、2位が「いつでもどこでも読めて便利なため」で62.6%、3位が「購入が簡単で手間がかからないため」で41.6%という結果に。この結果から、電子媒体でマンガを読む理由としては、「費用面での優位性」と「利便性の良さ」が大きいことがわかった。

■紙媒体でマンガを読む主な理由は「すぐ手に取れること」や「紙の質感や紙の感覚への愛着」や「コレクション性」

次に、主に紙媒体でマンガを読んでいると回答した人に「普段マンガを読む際に紙媒体を利用している理由は何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「読み返したいときにすぐ手に取れるから」で56.3%、2位が「紙の質感や本をめくる感覚が好きだから」で47.3%、3位が「コレクションとして手元に残したいから」で42.0%という結果に。紙媒体でマンガを読む方が紙媒体を利用している理由の上位には、紙の書籍として実体があること特有の理由が並ぶ結果となった。

■マンガを読むシーンとしては「休日にリラックスしているとき」が最も多い

調査の最後に「どのようなシーンでマンガを読むことが多いか」を尋ねる設問への回答では、1位が「休日にリラックスしているとき」で70.1%、次いで2位が「休憩時間やスキマ時間」で66.5%、3位が「就寝前」で45.6%という結果になった。この結果から、休日のリラックスしているときにマンガを読んでいる人が多い、ということが明らかになった。

<まとめ>

今回の調査により、月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の8割以上は、少なくとも週に1回以上はマンガを読んでおり、月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の7割以上は、マンガに使うお金が月に1,000円未満であることが明らかになった。

また、月に1回以上マンガを読む20代~40代男女の6割以上が、電子媒体でマンガを読んでいて、電子媒体でマンガを読む主な理由は「費用面の優位性」と「利便性の良さ」であることが判明。尚、紙媒体でマンガを読む人の主な理由は「すぐ手に取れること」や「紙の質感や紙の感覚への愛着」や「コレクション性」であることがわかった。また、マンガを読むシーンとしては「休日にリラックスしているとき」が最も多いことが判明した。

<調査実施会社>

所在地:〒162-8540 東京都新宿区東五軒町3-28
代表者:代表取締役社長 戸塚 源久
事業内容:出版事業 等
URL:https://www.futabasha.co.jp/

「webアクション」は今年でオープン4周年を迎えた双葉社発のマンガ配信サイト。読者により快適に読んでもらえるよう、本年9月にはサイト全体をリニューアルし、パワーアップした。デザインを一新したほか、いいねやランキングなどの新機能の追加で、推し作品を応援したり、人気作を見つけやすくなったりしている。尚、サイトは毎週、火曜と金曜の12時に更新している。詳細は以下を参照。

「webアクション」公式サイト https://comic-action.com/

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