ゲームオン<3812>の第3四半期累計(1-9月期)の連結業績は、売上高45億2200万円(前年同期比13.4%減)、経常利益4億5900万円(同63.2%減)、四半期純利益1億2000万円(同83.3%減)となりました。
同社では、この期は合計11タイトルのオンラインゲームの配信を行ったそうですが、そのうち、MMORPG「Soul of the Ultimate Nation」と「Alliance of Valiant Arms」の売上が当初の見込みを大幅に超えたものの、競争の激化や市場環境の変化等により、一部のタイトルで下半期以降計画を下回る傾向が継続し、売上高は前年の実績を下回った、としています。このため、経常利益、純利益も前年実績を下回ることになったとのことです。
■12月通期予想を下方修正
同時に、12月通期の業績予想を下方修正し、売上高60億1700万円(前回予想75億4100万円)、経常利益3億2900万円(同3億2900万円)、当期純利益5300万円(同2億9700万円)としました。前期との比較では、売上高12.4%減、経常利益77.7%減、当期純利益93.6%減となります。また配当も無配にする、としています。
下方修正の理由について、同社では、「Soul of the Ultimate Nation」と「Alliance of Valiant Arms」の売上が好調に推移しているものの、サービス開始から一定期間経過したタイトルで業績の不振が続いていることや、新規タイトルの正式サービスの開始時期に遅れた生じたことをあげています。また、、オンラインスポーツゲーム「EA SPORTS. FIFA Online 2」に関する長期前払い費用における減損損失を特別損失に計上する、とのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ゲームオン
- 設立
- 2001年4月
- 代表者
- 代表取締役CEO 文 智秀/代表取締役COO 李 一守
- 決算期
- 12月