【ゲームエンタメ株概況(1/15)】好決算評価の東宝やSHIFTが高い ミームコインの株主優待での配布を検討のサイバーステップも買われる
1月15日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら5日続落し、前日比29.72円安の3万8444.58円で取引を終えた。前日までの4日続落もあり、朝方は自律反発狙いの買いが先行したものの、米国による対中国の半導体規制強化などを嫌気し、買い一巡後は次第に値を下げる展開となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は47銘柄(49%)、下落は41銘柄(43%)、変わらずは8銘柄(8%)で、上昇した銘柄のほうがやや多かった。
中で、任天堂<7974>をはじめ、家庭用大手ゲーム株が総じて買われた。
前日1月14日発表した決算内容が評価された東宝<9602>やSHIFT<3697>が高く、発表が遅れていた第2四半期決算を開示したMIXI<2121>も5日ぶりに反発した。
サボテン計画が開発するWeb3技術を活用した新作『Sabong(仮)』の詳細を発表したほか、ミームコインを株主優待として配布することを検討していることを明らかにしたサイバーステップ<3810>は一時319円まで買われた。
業績予想の下方修正を発表したテイツー<7610>はアク抜けとみた買いが入って反発した。
半面、決算発表組ではテンダ<4198>が一時ストップ安まで売られ、ケイブ<3760>の下げもきつい。
ほか、シリコンスタジオ<3907>が前期決算の大幅減益を受けて反落し、エクストリーム<6033>やcoly<4175>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810
会社情報
- 会社名
- 株式会社SHIFT
- 設立
- 2015年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 丹下 大
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3697
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入2833億4700万円、営業利益592億5100万円、経常利益630億2400万円、最終利益452億8300万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602