クラスターと近鉄不動産は、天王寺動物園に「バーチャル天王寺動物園」での売上金を贈呈したことを発表した。
「バーチャル天王寺動物園」は、天王寺動物園にも制作に加わり、クラスター、近鉄不動産の3社で作り上げたメタバース空間で、実在するてんしばゲートや動物園内のアフリカ・サバンナゾーンを再現した天王寺動物園公認のワールドとなっている。2024年7月18日のオープンから同年12月末までの期間に、ユーザーに同ワールド内で購入したアイテムなど262個の売上金である5万8400円を天王寺動物園に全額寄附した。寄附金は、動物園の運営や動物福祉に役立てていく。
クラスターは今後も「バーチャル天王寺動物園」を通して、さらなるコミュニティ発展とユーザー同士のつながりを創出しバーチャル・リアルともに活性化できる試みに貢献していくとしている。
■各社コメント
・地方独立行政法人天王寺動物園 園長兼理事 向井 猛氏
メタバースを通じて天王寺動物園へご寄附をいただいた皆さま、誠にありがとうございました。ご寄附金は、飼育動物たちが健康で幸せに暮らせるよう、動物福祉の向上のために活用させていただきます。
・近鉄不動産株式会社 上席執行役員 吉野 敏明氏
本ワールド制作にご協力いただいた天王寺動物園様とクラスター株式会社に感謝申し上げますとともに、今後も引き続き「バーチャルあべのハルカス」を通じて、リアルとバーチャルを融合させる新たな街づくりに取り組み、あべの・天王寺エリアの発展に貢献してまいります。
・クラスター株式会社 代表取締役CEO 加藤 直人氏
今回のプロジェクトは、バーチャルでのユーザーの行動がリアルの動物園に貢献できるという全く新しい試みで、このプロジェクトに関われたことを大変うれしく思います。今後も、メタバースの地域社会への貢献について可能性を追求していきます。
会社情報
- 会社名
- クラスター(cluster)