エイベックス、4月1日付でグループを組織再編　非効率な事業の撤退や縮小を実施　エイベックス・テクノロジーズはエイベックス・エンタテインメントが吸収合併

• エイベックス<7860>は、本日（2月27日）、4月1日付のグループ各社の組織再編と役員の異動を発表した。

  組織再編は、業績動向を踏まえ、さらなる事業環境の変化に対応するため、非効率な事業からの撤退や縮小など、事業ポートフォリオの見直しにより、収益性の向上および中長期的な競争力の強化を図るものとなっている。

  具体的には、まずはファンクラブ運営、デジタルコンテンツの企画・制作・販売・配信等などを行うエイベックス・ファンマーケティングからエイベックス・エンタテインメントが吸収分割で事業を承継し、エイベックス・ファンマーケティングは解散・清算を行う。

  また、ブロックチェーンゲームの開発受託事業を手掛けるエイベックス・テクノロジーズをエイベックス・エンタテインメントが吸収合併する。

  さらにエイベックス・アライアンス＆パートナーズのダンススクール関連事業を吸収分割によりエイベックス・エンタテインメントが承継する。

  海外においては、子会社Avex Asiaの商号を「Avex South East Asia Pte. Ltd.」に変更し、アジア・中東地域における統括会社としての役割を廃止し、シンガポールを含む東南アジアを事業エリアとする海外子会社とする。

  一方、役員の異動については、山中昭人氏がエイベックス・エンタテインメントの取締役に就任するほか、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴの取締役副社長に丹雅彦氏が就任する。

  さらにエイベックス・アライアンス＆パートナーズは、丹雅彦氏が代表取締役社長を退任し、執行役員の藤田武氏が代表取締役社長に就任する。

【追記】
グループの統廃合に関連して2月28日付の「官報」に「合併公告」や「吸収分割公告」が掲載された。