3Dアバターでの新しい表現の可能性を追求するAvatown(Dolami)は、アバターをスマホから簡単にゲームにアップロードするアプリ『Avatown Mobile: For 3D Avatars』のベータ版を4月9日より一般公開した。
『Avatown: For 3D Avatars』は、3Dアバターをゲームにアップロードする機能を備えた「ツールアプリ」。現在は、VRChatへのアバターアップロードに対応していて、Unityなどの複雑なツールを使わなくても自分の好きなアバターをVRChatの中で簡単に利用することができる。
現在は、ベータ版のアーリーアクセスを公開しており、4月下旬に正式版をGooglePlayストアとAppストアにてリリース予定。
先行体験では、300名以上が試し、90%以上からポジティブな評価を得る大変良い結果となったという。
■Avatown - アバターで新しい人生の可能性を -
Avatownは、3Dアバターによる自己表現をサポートするためのサービス。
2025年現在、VTuberやバーチャル世界でのコミュニケーションなど、アバターを通じて人の自己表現が大きく変化しつつある。現実の姿形に囚われずに心から自分を表現することが可能なアバターの利用は、10代・20代を中心に注目が集まっており、自分に自信がなかった人が自分らしく振る舞えるといった人のあり方を再定義する事例が多く発生している。
Avatownは、これまでハードルの高かった3Dアバターの利用を一般の人でも簡単に楽しめるように、自分のアバターのベースや衣装を購入できるマーケットプレイスの機能と、自分の好きなアバターをゲームにアップロードできるアップロード機能を備えた、アバター利用のための総合プラットフォーム。
なお、Avatownはアメリカに本社を置くグローバルサービスで、日本だけでなく世界で利用されるプラットフォームとなる。

主な特徴
・マーケットプレイス:Avatownのマーケットプレイスでは、クリエイターはアバターやファッションの販売を、ユーザーはそれらの購入を行うことができる
・グローバルスタンダード:商品ページは自動で翻訳されるため、日本国内はもちろん海外への販売や海外クリエイターからの購入も気軽に行える
・アップロード:モバイルアプリでは、アバターをVRChatに3クリックでアップロードすることができる
開発中の機能
3Dアバターの改変機能:Unityなどのプロ向けのツールがなくても簡単にアバターの改変を行える機能。
3Dアバターの改変機能のアルファテストを今後行なっていく。詳細は、AvatownのDiscordサーバーとXのポストにて随時更新。
■創業代表の想い
2005年、私は初めてバーチャルリアリティを通じてデジタルの世界に感動しました。私たちは、現実の世界で姿形や物理法則など多くの制約の中で過ごしていますが、デジタルの世界では全てが自由で自分が何者であるか、何を体験するかを自分で決めることができます。
20年後の2025年現在、多くの人がリアルの自分とは別のデジタル人格を持ち、自分の表現の一部としてゲームや配信を通じて人と繋がり始めている。そんな中で、次の世代の人の表現をサポートしていくためにあるのがAvatownです。
今後、世界中で「デジタルアイデンティティ」と呼ばれる、デジタルの中にあるもう一人の自分を持つ人が増えていくと考えられています。未来の私たちの表現の形を、より自由に、より楽しく、そして簡単にするために日々努力を重ねています。ぜひ、応援いただけましたら幸いです。
Avatownのチーム

Avatownはグローバルチームで活躍しており、チームメイトはアメリカ、アジア、ヨーロッパと広く存在して、日々ユーザーにとって最高のプロダクトとは何かを追求している。
共同創業者のSifatは、創業後の2024年にステージ4のリンパ腫を患い闘病生活を送っていたが、今は病状が寛解し以前にも増してバリバリと働いていて、幾度もの奇跡を乗り越えてきた。
みんなバックグラウンドは違っても、達成したい目標は「人々の自由な自己表現をサポートする」ことで、チーム一丸となって日々進んでいる。