ワンダープラネット、2月中間決算は営業損失4500万円と赤字転落…減収の影響と『パンドランド』の追加開発費の負担で

ワンダープラネット<4199>は、4月14日、2025年8月期 第2四半期累計の決算を発表し、売上高11億6400万円(前年同期比6.1%減)、営業損失4500万円(前年同期は1億3200万円の利益計上)、経常損失6200万円(同1億2900万円の利益計上)、最終損失9100万円(同1億0500万円の利益計上)だった。『パンドランド』の追加開発費の負担

・売上高:11億6400万円(同6.1%減)
・営業損失:4500万円(同1億3200万円の利益計上)
・経常損失:6200万円(同1億2900万円の利益計上)
・最終損失:9100万円(同1億0500万円の利益計上)

協業先との有力IPタイトル2本の新規開発が概ね想定どおりに進捗し、新規タイトル開発及び『パンドランド』等の既存タイトル運営に係る開発・運営売上高は前年同期比で増収となり、売上高構成比は約57%となった。一方で、2024年3月にサービス終了した『ジャンプチ ヒーローズ』日本版及び繁体字版の減収影響や『クラッシュフィーバー』も前年同期比で減収となったことを要因に、会社全体では前年同期比で減収となった。

営業利益については、2024年9月の『アリスフィクション』のサービス終了に伴う収益認識があったことや、中長期的な収益の拡大に向けた新規タイトル開発の進捗に応じた開発・運営売上高が堅調に推移した一方で、売上高減収の影響に加え、2025年4月下旬に予定している『パンドランド』のグローバル展開に向けた追加開発負担が発生したこと等により、前年同期比で減益となった。また、2025年2月に実施した無担保社債の発行に伴い、社債発行費を営業外費用に1100万円計上している。

ワンダープラネット株式会社
http://wonderpla.net/

会社情報

会社名
ワンダープラネット株式会社
設立
2012年9月
代表者
代表取締役社長CEO 常川 友樹
決算期
8月
直近業績
売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4199
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