【ゲームエンタメ株概況(4/21)】劇場版「名探偵コナン」最新作が好発進の東宝は連日の高値更新 子会社がM&A発表のU-NEXT HDは4日続伸
4月21日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比450.36円安の3万4279.92円で取引を終えた。前週末の欧米市場が休場のため判断材料に乏しい中、為替が1ドル=140円台まで円高方向に振れたこともあり、朝方から売り物が先行し、一時は下げ幅500円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は43銘柄(45%)、下落は49銘柄(51%)、変わらずは4銘柄(4%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、オルトプラス<3672>やNJHD<9421>、monoAI<5240>などが高く、劇場版最新作「名探偵コナン 隻眼の残像」の好スタートを背景に東宝<9602>は連日の年初来高値更新となった。
子会社のU-POWERが、エネルリンクホールディングスが保有するくこくエネルギーの全株式を取得し、子会社化すると発表したU-NEXT HOLDINGS<9418>が4日続伸した。
ほか、ガーラ<4777>やenish<3667>も買われるなど、軽量株の物色の動きが目立った。
半面、スクウェア・エニックスHD<9684>やバンダイナムコHD<7832>など家庭用大手ゲーム株の一角は、「Nintendo Switch 2」関連で直近物色された反動もあってさえない動きとなった。
前週末に3月の月次売上高を材料に買われたGENDA<9166>は反落した。
ほか、カバー<5253>やタカラトミー<7867>などが安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社U-NEXT HOLDINGS
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 宇野 康秀
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9418
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 取締役会長 島谷 能成 / 取締役社長 松岡 宏泰
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入3131億7100万円、営業利益646億8400万円、経常利益644億5500万円、最終利益433億5700万円(2025年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602