
セガは、本日(4月25日)、全世界累計販売本数が300万本を突破したPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic Games Store/Windows)/Mac用ソフト『Farming Simulator 25(ファーミングシミュレーター 25)』において、制限走行路(トラムライン)、パルス幅変調(PWM)などの新機能や、6台の新しい農機が収録された無料ダウンロードコンテンツを5月8日に配信することを発表した。
無料ダウンロードコンテンツ「Precision Farming 3.0」は、新機能の追加とゲームプレイメカニクスの進化により、これまで以上に農作業体験のリアリズムが向上しているほか、これまでのバージョンで好評を博した機能もすべて搭載されている。土壌タイプの分類や土壌サンプリング、環境評価、経済分析、収量マップ、作物センサー、可変レートアプリケーションなど、スマート農業の要素が一層充実している。




■制限走行路と補助金制度
制限走行路の導入により、地面に設定された走行路に沿って農機を誘導することで、より精密なフィールド管理と作物の成長が実現可能となる。また、オイルシードラディッシュなどの緑肥作物を植えることで、実際の農業における環境配慮型の取り組みと同様に、プレイヤーは補助金を受け取ることができる。
■パルス幅変調とセクションコントロールの高度化
環境負荷の低減と効率性の向上に向けて、さらに高度な機械制御が可能になる。パルス幅変調を用いたスプレイヤー設定では、肥料の散布をよりスムーズかつ効率的に行うことができる。PWM技術では、ノズルから連続的な液体ではなく、高速な液体バーストが噴射され、各ノズルが独立して動作する。これにより、走行速度や旋回時の動きに応じて、スプレイヤーの幅全体で流量を最適に制御し、均等な肥料散布を実現する。さらに、自動セクションコントロール機能によって、特定のフィールドにのみ肥料や作物保護を施すことができ、資源の無駄を防ぎながら精密な農作業が可能になる。
■新たな農機とレトロフィットセンサーの搭載
John Deere R975i トレーラー式フィールドスプレイヤーや、Wienhoff 25.200 PTW Profi Lineスラリータンクなどに対応するHAWEのボディスワップシステムなど、合計6種類の新たな農機が登場する。また、既存のスプレイヤーには、Trimble WeedSeeker2センサーを追加することで、雑草のスポット散布をよりスマートに実施できるようになる。
▼公式サイト
https://farming-simulator-25.sega.jp/
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会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)