『餓狼伝説CotW』と『オブリビオン』が首位獲得と新作タイトルが活躍した1週間　4月19日~25日のSteam売上ランキング振り返り

2025年4月19日~4月25日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていきたい。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 2025年4月21日 (月)
■ 2025年4月22日 (火)
■ 2025年4月23日 (水)
■ 2025年4月24日 (木)
■ 2025年4月25日 (金)

■ 2025年4月21日 (月)

4月21日10時30分現在の国内Steam売上ランキングは、SNK『餓狼伝説 City of the Wolves』が首位に立った。4月21日16時開始のアーリーアクセス、4月24日に発売に向けて予約数が大きく伸びたようだ。感性を刺激する独自の「アートスタイル」、バトルの興奮が加速していく「REVシステム」、そして更なる進化を遂げた「バトルシステム」を新たに搭載し、初心者から上級者まで楽しめる2つの操作スタイルなど新要素・機能を導入するという。

Eleventh Hour GamesのアクションRPG『Last Epoch』がTOP3に入った。シーズン2が始まるとともに、各種ダウンロードコンテンツ「サポーターパック」の販売を開始しており、売上を伸ばしている模様だ。

アニプレックスの新作『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』が12位に登場。4月24日に発売する“極限×絶望”の完全新作アドベンチャーゲーム「最終防衛学園」に集められた15名の学生たちは司令官を自称する「SIREI」から100日間の防衛戦争を命じられる。襲い来る正体不明の敵「侵校生」や、戦いの裏に潜む”真相”を明らかにしていく。

このほか、『テニス エンゼル EX』が17位にランクインした。こちらはR18タイトルのテニスゲーム。

■ 2025年4月22日 (火)

4月22日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、SNKの餓狼伝説シリーズ最新作『餓狼伝説 City of the Wolves』が首位をキープした。昨日4月22日よりアーリーアクセス版の配信を開始した。ユーザーレビューも「非常に好評」と評価が高く、正式リリース後の活躍が期待されるところ。アニプレックスの新作『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』も続伸し5位と順位を上げてきた。

この日は、講談社ゲームクリエイターズラボの新作アクションRPG『Rise of Rebellion～地罰上らば竜の降る～』が13位に登場した。通常価格は1200円だが、リリースから1週間は20%オフのローンチセール価格960円で提供している。戦闘時の操作による戦略性を追求したタイトルで、侵略された故郷を奪還すべく、島内で遭遇する侵略者たちと戦闘を繰り広げていく。

このほか、バンダイナムコエンターテインメント『スーパーロボット大戦Y』が15位に登場した。様々なアニメーションに登場したロボット達が作品の垣根を越えて一堂に会し、共通の敵と戦う「スーパーロボット大戦」シリーズの家庭用ゲーム最新作となる。発売日が8月28日に決定し、予約購入が始まった。一旦落ち着いた後、夏頃から発売日に向けて盛り上がっていくとみられる。

■ 2025年4月23日 (水)

4月23日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、Bethesda Softworksの『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』が首位を獲得した。もちろんグローバルでも首位である。公式発表と同時にリリースとなった。2006年に発売された名作オープンワールドRPGのリマスター版となる。グラフィックを一新し、ゲームシステムも洗練されており、快適にプレイできるようになっているという。ユーザーレビューも「非常に好評」となっている。PCのほか、Xbox Series X|S、Game Pass、PlayStation5向けに配信されている。

【4月23日11時17分追記】
SteamDBによると、直近24時間の最大同時接続数は18万2298件だったとのこと(リリースから24時間経過していないが)。『Counter-Strike 2』54万8733件、『Dota 2』18万2298件に次ぐ3位だった。

Kepler Interactiveが明日4月24日に発売する予定の『Clair Obscur: Expedition 33』が20位に登場した。ベル・エポック(美しい時代)のフランスからインスピレーションを受けた幻想的な世界「ルミエール」で、第33遠征隊のメンバーを率い、死を描き続けるペイントレス打倒を目指していく作品。バトル要素に独自のリアルタイムシステムを取り入れた、没入感のあるリアクティブターン制RPGとなっているという。

このほか、大幅値引き中の『DJMAX RESPECT V』が8位、　『COMPLETE EDITION - DJMAX RESPECT V』が15位に入った。

■ 2025年4月24日 (木)

4月24日9時50分現在の国内Steam売上ランキングは、Bethesda Softworks『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』が首位をキープした。『Monster Hunter Wilds』が2位、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』が3位に続いた。

こうしたなか、ニトロプラスの新作『Dolls Nest』が5位に登場するなど好調な出足を見せている。サウンドトラックの同梱版も9位にランクイン。本作は、メカ少女「鎧化兵」をカスタマイズして荒廃した世界を探索し、超巨大人工建造物「ホド」に挑む3Dアクションゲーム。あわせて『斬魔大聖デモンベイン』『装甲悪鬼村正』とのコラボ装備の実装も決定したとのこと。

また、ブシロード『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 トキメキの未来地図』が16位にランクイン。本作は「ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」初のビジュアルノベルゲームとなっている。

このほか、コーエーテクモゲームス『レスレリアーナのアトリエ』が13位にランクアップ、こちらは昨日より、『ユミアのアトリエ ～追憶の錬金術士と幻創の地～』とのイベント「無人島環境調査：魔法」とともに、ガチャ「ユミア祭 ミステリアス＆ビューティー ニーナ LEGEND FES」を開催しており売上を伸ばしている模様だ。

■ 2025年4月25日 (金)

4月25日9時45分現在の国内Steamの売上ランキングは、Bethesda Softworks『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』が首位をキープした。これで3日連続となる。『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』『Clair Obscur: Expedition 33』『Dolls Nest』が続き、上位4タイトルはリリースされたばかりの新作が占める状況となっている。

この日は、NEOWIZ『DJMAX RESPECT V』が5位に浮上した。80％OFFのセールに加えて、「ブルーアーカイブ」とのコラボレーション曲を収録したダウンロードコンテンツの配信を開始しており、ゲーム本編ともども売上を伸ばしているようだ。

NIS America『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』が13位にランクイン。他のプラットフォームでは1月30日に発売したが、Steamでは本日から配信が始まった。個性豊かな島々が浮かぶ世界「イヴォワール」を舞台に、死者の魂“ファントム”と交流できる少女・マローネがファントム「アプリコ」が紡ぐ冒険RPG。