【レポート】『パックマン』生誕45周年記念イベントが原宿で開催！1980年代から現在までを体感できる貴重な空間に

バンダイナムコエンターテインメントは、2025年5月22日より東急プラザ原宿「ハラカド」にて、パックマン生誕45周年記念イベント「PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU」を開催する。その開幕に先立ち行われたメディア向け内覧会に参加し、展示の詳細や各エリアの見どころを体験してきた。

会場の中心となる東急プラザ原宿「ハラカド」では、1980年代のレトロな渋谷から現在までを「パックマン」とともに体感できるポップアップイベントを実施。
イベントの目玉とも言えるのが、スーパーマーケット風に再現された「1980↗ゾーン」。パックマンが誕生した1980年代の空気をそのまま閉じ込めたような展示空間で、Tシャツやキャップといった関連グッズがまるで商品陳列のように並べられている。

冷蔵棚の中にもパックマンアイテムが配置されており、会場全体が“スーパーの一角”として完成されているのが印象的だ。また、当時の雑誌やレコードも展示されており、パックマンだけでなく、その時代そのものを体感できる作りとなっていた。

隣接する「カフェゾーン」では、レトロ感あふれる内装の中で、オリジナルマグカップに注がれる淹れたてのコーヒーや、パックマンの“ゴースト”をモチーフにしたカラフルなかき氷を楽しむことができる。
さらに注目したいのが、1980年代に実際に稼働していたアーケード筐体の展示。プレイはできないが、保存状態も良く、当時のゲーセン文化を思い起こさせる貴重な資料だ。

そしてアートゾーンでは、国内外のアーティストによるパックマン作品がずらりと並ぶ。André Saraiva、BEY、LEEGET、onnacodomoらが手がけるアートは、それぞれの作風とパックマンの融合を楽しめるユニークな展示で、併設の物販コーナーでは関連グッズの購入も可能。
また、ゲームゾーンでは2025年7月に発売予定の最新タイトル『Shadow Labyrinth』を一足早く体験できる。レトロと最新が共存する空間に、時空を超えたゲームの進化を感じさせられる。

休憩用の「レストゾーン」には、パックマンやゴーストを模したYogiboが並び、まるでゲーム世界に入り込んだような空間に。そして、特に来場者の注目を集めていたのが、ゴーストカラーに着飾った家族型ロボット「LOVOT」。近づくとこちらに反応してくれる愛らしさで、“敵キャラ”のイメージを覆す癒し系存在として来場者を和ませていた。

内覧会では体験できなかったが、渋谷・原宿の各地に設置されたQRコードを巡る「スタンプラリー」も開催されており、集めたスタンプの数に応じて限定グッズがもらえる仕組みとなっている。街歩きとゲームの融合で、まさに“リアルパックマン”な体験ができる仕掛けだ。

懐かしさと新しさが共存する今回のイベントは、単なる展示にとどまらず、“時代を超えてパックマンを感じる”ことのできる体験型イベントに仕上がっていた。もはやポップアップというより、博物館といった内容だ。

■イベント概要

【開催概要】
名称：PAC-MAN 45TH ANNIVERSARY 1980↗ IN SHIBUYA-HARAJUKU
開催期間：2025年5月22日（木）～6月1日（日）
営業時間：11：00～19：00
開催場所：東急プラザ原宿「ハラカド」4階イベントスペースのポップアップイベントを中心に、各店舗でコラボを実施
パックマン 45周年記念サイト：https://45th-anniversary.pacman.com/

PAC-MAN™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.