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セガサミーHD、26年3月期決算は売上高10%増の4750億円、営業益10％増の530億円を計画…遊技機事業がけん引、エンタメは新作ゲーム投入も小幅減益に

2025.05.26 13:09

セガサミーホールディングス<6460>は、2026年3月期の業績について、売上高4750億円(前期比10.7%増)、営業利益530億円(同10.1%増)、経常利益560億円(同5.4%増)、最終利益375億円(同16.8%減)を見込んでいる。

・売上高:4750億円(同10.7%増)
・営業利益:530億円(同10.2%増)
・経常利益:560億円(同5.5%増)
・最終利益:375億円(同16.8%減)

同社では、遊技機事業が牽引し、増収増益となる見込みとしている。パチスロにおいて複数の主力タイトル投入を予定しているという。

【遊技機事業の計画(単位:億円)】

	25年3月期実績	26年3月期計画	前期比
売上高	971	1,300	33.9%
パチンコ	410	731	78.3%
パチスロ	454	456	0.4%
その他/消去等	107	113	5.6%
営業利益	200	285	42.5%

2026年3月期以降のリリース予定のラインナップは以下のとおり。

【パチスロ】
・『北斗の拳転生の章2(タイトル未定)』
・『甲鉄城のカバネリ海門決戦(タイトル未定) 』
・『東京リベンジャーズ(タイトル未定) 』
・『リコリス・リコイル(タイトル未定)』

【パチンコ】
・『Pゾンビランドサガ』(25年4月)
・『デジハネP北斗の拳慈母』(25年5月)
・『デジハネPモンスターハンターライズ』(25年6月)
・『e東京リベンジャーズ』(25年7月)

他方、エンタテインメントコンテンツ事業では、引き続き新作タイトルの投入を進めるほか、トランスメディア展開を通じて、「ソニック」等の主要IPの成長に努めていく。広告宣伝費の増加に加え、ソニック映像作品の配分収入の反動減を見込んでおり、小幅ながら減益となる見通し。

【エンターテイメントコンテンツ事業の計画(単位:億円)】

	25年3月期実績	26年3月期計画	前期比
売上高	3,215	3,360	4.5%
コンシューマ	2,168	2,300	6.1%
映像	280	275	-1.8%
AM&TOY	766	785	2.5%
営業利益	408	395	-3.2%
コンシューマ	281	270	-3.9%
映像	88	65	-26.1%
AM&TOY	38	60	57.9%

【26年3月期以降のリリース予定タイトル】
『龍が如く0 誓いの場所 Director's Cut』
『ぷよぷよ™テトリス®2S』
『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』
『SHINOBI 復讐の斬撃』
『ソニックレーシングクロスワールド』
『Sonic Rumble(ソニックランブル)』
『ペルソナ5: The Phantom X』

【未定】
・『Project Century(タイトル未定)』
・『New VIRTUA FIGHTER Project(タイトル未定)』
・『クレイジータクシー(タイトル未定)』
・『ゴールデンアックス(タイトル未定)』
・『ジェットセットラジオ(タイトル未定)』
・『ベア・ナックル(Streets of Rage)(タイトル未定)』
・『ALIEN: ISOLATION(タイトル未定)』

なお、この計画には、GAN、Stakelogicの買収による影響については織り込んでいないとのこと。連結業績への影響については、現在精査中であり、分かり次第速やかに開示する、としている。また米国での関税引き上げによる影響は軽微となる見込み。