【株式】日本一ソフトが続落も売り一巡後は下げ渋る 26年3月期の業績予想を減額 受託契約見直し新規IP創出に注力

6月23日の東京株式市場では、日本一ソフトウェア<3851>が続落。売り一巡後は下げ渋る動きとなっている。先週末6月20日、2025年3月期連結業績予想の下方修正を行い、売上高47億7400万円(前回予想49億4700万円)、営業利益8100万円(同1億9200万円)としたことが嫌気された。

受託開発について、当初想定していた開発期間を超過することとなり、同社としては経営資源を新規IP(知的財産)の創出に投入することが適切であると判断し、発注元との契約を見直すこととなった、としている(関連記事)。

短期的には受託関連の収益減による下方修正となるため、どうしてもネガティブな印象を受けるが、中長期的には自社IPの創出につなげることができれば、業績面に大きなプラスになる可能性がある。

株価推移は以下の通り(11時13分時点)。

 

 

株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役社長 猿橋 健蔵
決算期
3月
直近業績
売上高49億4700万円、営業利益1億9200万円、経常利益3億2500万円、最終利益1億8800万円(2025年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
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