バンダイナムコエンターテインメント、25年3月期決算は過去最高業績　『学マス』や『エルデンリング』本編＆DLC好調　『DB Sparking! ZERO』世界ヒット

バンダイナムコエンターテインメントの2025年3月期の決算は、大幅な増収増益となり、過去最高業績を達成した。売上高3295億2100万円(前の期比29.6%増)、営業利益483億7300万円(同261.1%増)、経常利益500億1300万円(同352.3%増)、最終利益381億1900万円(同537.4%増)だった。

・売上高:3295億2100万円(同29.6%増)
・営業利益:483億7300万円(同261.1%増)
・経常利益:500億1300万円(同352.3%増)
・最終利益:381億1900万円(同537.4%増)

ネットワークコンテンツでは、「DRAGON BALL」シリーズや「ONE PIECE」等の主力アプリタイトルがユーザーに向けた継続的な施策により国内外で引き続き安定的に推移したほか、新作アプリタイトル『学園アイドルマスター』が好調に推移した。

家庭用ゲームでは、『ELDEN RING』の大型ダウンロードコンテンツ『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』や新作タイトル『ドラゴンボール Sparking! ZERO』がワールドワイドでヒットしたほか、『ELDEN RING』のリピート販売が好調に推移した。

また、4月からの中期計画に向けて、クオリティを重視したファンの期待に応えるタイトル開発を目指し、バランスの取れた最適なタイトルポートフォリオの構築、開発体制の強化に取り組んだ。

なお、子会社であったバンダイナムコオンラインを4月1日付で吸収合併した。ゲーム事業を取り巻く環境変化に対応し、デジタル事業全体の事業運営体制を強化していくため、としている。

なお、業績推移は以下の通り。