イマジカインフォス、25年3月期決算は最終利益7.4%減の1億6600万円 「薬屋のひとりごと」の貢献で2期連続の1億円の大台乗せ

イマジカインフォスの2025年3月期(第25期)の決算は、最終利益が前の期比7.4%減の1億6600万円だった。前の期(2024年3月期)の実績は、最終利益1億7900万円だった。6月30日付の『官報』に掲載された「決算公告」で判明した。減益となったものの、2期連続で最終利益1億円の大台に乗せた。

同社は、IMAGICA GROUPの子会社で、雑誌・書籍・コミックスの出版(紙+電子)・ライトアニメ、Webtoon制作・動画番組制作、イベント制作・運営・webメディアの企画・運営を主な事業内容としている。

なお、2025年2月、長編アニメスタジオの制作部門をコミスマに事業譲渡を行っている。ライトアニメーション制作分野への経営資源および人的資源の集中を行っている。

 

  

業績推移は以下の通り。2年連続で1億円の大台超えとなったが、親会社のIMAGICA GROUPの決算報告によると、24年3月期は「薬屋のひとりごと」のライトノベルなど書籍販売が大幅伸びたことによる。25年3月期については「薬屋のひとりごと」のTVアニメ製作委員会からの配分金収入を計上したという。

 

 

株式会社IMAGICA GROUP
https://www.imagicagroup.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社IMAGICA GROUP
設立
1935年2月
代表者
代表取締役会長 長瀬 文男/代表取締役社長 社長執行役員 長瀬 俊二郎
決算期
3月
直近業績
【事業内容】
映像コンテンツ事業、映像制作技術サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業の統括。MBO(マネジメント・バイアウト)で2025年9月に上場廃止。
上場区分
未上場
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