東宝、『果てしなきスカーレット』のポスタービジュアルを公開!芦田愛菜&岡田将生が細田監督作品に初参加

東宝<9602>は、11月21日に日本公開予定の細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』について、声優キャスト・ポスタービジュアルを公開した。

主人公・【スカーレット】を演じるのは、多数の映画・ドラマに出演し、その圧倒的な演技力で多くの人々を魅了している芦田愛菜。2012年には「第54回ブルーリボン賞 新人賞」を史上最年少で受賞し、近年では、興行収入62億円を突破し、大ヒットとなった映画『はたらく細胞』(24)で第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞したことも記憶に新しい。また、その活躍は実写映画に留まらず、『怪盗グルー』シリーズ(10‐17)や『映画 えんとつ町のプペル』(20)など数々のアニメ作品に声でも出演。そんな芦田が、果てしなき復讐劇に身を投じる中世の王女・スカーレットを演じる。

スカーレットは元々、戦いよりも平和を望む父親を尊敬する心優しき王女でしたが、父親を目の前で殺されたことから、復讐に取りつかれていく狂気を常にはらんだ役どころ。今までの芦田のイメージにはない役柄で、復讐相手に怒りを露わにし、アクションシーンでは声を張り上げたかと思えば、自身の復讐心に対して苦悩する…感情の起伏が激しく、同時に繊細さも求められる難しい役どころ。また、スカーレットの子ども時代のシーンもあり、子ども時代と19歳のスカーレットを当時19歳で同い年の芦田が豊かな声色で演じ分けました。

一方、芦田演じるスカーレットと旅を共にする心優しい看護師・【聖(ひじり)】の声を担当するのは、映画『ドライブ・マイ・カー』(21)で「第35回 高崎映画祭 最優秀助演俳優賞」と「2021年度 全国映連賞 男優賞」、『ラストマイル』(24)で「第48回日本アカデミー賞優秀助演男優賞」を受賞するなど、数々の話題作に出演し、その度に高い演技力が話題となる岡田将生。岡田は本作で、長編アニメ作品初挑戦となる。
岡田が演じる聖は、現代日本で日々命と向き合う生活を送っている看護師。ある日、“死者の国"で目を覚まし、そこでボロボロに傷ついたスカーレットに出会いる。傷ついた人を癒すことを使命としている聖は、スカーレットに何の見返りもなく手を差し伸べる。そんな聖に対し、スカーレットは反発するも次第にその関係にも変化が…。なぜ自分が“死者の国"に迷い込んだのか分からないままスカーレットの旅を支え、バディとなる重要なキャラクターだ。

細田作品初のプレスコ(プレスコアリング)を実施

今作では細田作品初の試みとなる、プレスコアリング(以下、プレスコ)という収録方法で制作された。プレスコとは、まだ映像ができていない段階で、キャストの声を先に収録し、その声に対してアニメーションを制作していくという手法。キャストによる声の演技を聞いて、制作側が後からアニメーション表現を組み立てるため、いわば実写作品と同じような作り方になる。芦田と岡田は1年前にプレスコし、今回改めて、シーンにあわせてアフレコをした。実はプレスコはそれぞれでの収録でしたが、アフレコでは芦田と岡田が一緒に収録することになり、芦田は「2人一緒に演じさせていただけて、聖とスカーレットの対比がとても演じやすかったです。一緒にアフレコができてよかったなと思っています。」と語り、岡田は「今回の経験は僕にとってすごく大きいことで、大好きな細田監督とご一緒できて良かったと実感しています。」と語った。

幻想的な世界で剣を構えるスカーレットと聖を描いた美しい新ビジュアル

血に染まるスカーレットが衝撃的だったティザービジュアルとは一転、今回解禁となったのは幻想的な空間の中、聖に支えられながら剣を構えるスカーレットの姿。そして、本ビジュアルで、岡田演じる聖のキャラクタービジュアルが初解禁となった。看護師のユニフォームを着て、救命バッグと弓矢を背負う聖。2人は“死者の国"でどのように出会い、旅をし、支え合うまでの仲になるのか・・・。

ⓒ2025スタジオ地図

東宝株式会社
https://www.toho.co.jp/

会社情報

会社名
東宝株式会社
設立
1932年8月
代表者
取締役会長 島谷 能成 / 取締役社長 松岡 宏泰
決算期
2月
直近業績
営業収入3131億7100万円、営業利益646億8400万円、経常利益644億5500万円、最終利益433億5700万円(2025年2月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9602
企業データを見る