GENDA、25年6月度売上速報は51.8%増の120億8500万円と大幅増…GiGOを中心とするアミューズメントがけん引、カラオケも押し上げ
GENDA<9166>は、この日(7月16日)、2025年6月度の月次売上速報を発表し、前年同月比51.8%増の120億8500万円だったと発表した。内訳は、GiGOグループなど主力のアミューズメントが同62.7%増の83億6700万円と大きく伸びて全体を牽引した。カラオケも24.2%増の19億7400万円と好調だった。また、2025年2月からの累計売上は、前年同期比43.1%増の585億1200万円だった。アミューズメントが同51.1%増の398億0600万円、カラオケが同26.6%増の106億8000万円と好調だった。

トピックスは以下の通り。
■西埼玉エリア最大級の大型商業施設に「GiGOビバモール埼玉大井」が オープン!
6日、埼玉県ふじみ野市の大型商業施設「ビバモール埼玉大井」の「プラザ棟」2階に「GiGOビバモール埼玉大井」がオープンした。GiGOブルーで統一した366坪の広い店内には、クレーンゲーム、メダルゲーム、音楽ゲーム、キッズゲームといった多彩なジャンルのゲーム機と、ゲームで遊んでポイントを貯めお菓子などと交換できる「キッズマーケット」があり、子どもから大人まで、幅広い世代が毎日でも楽しめるお店になっている。オープン後は地域のファミリーを中心に、子どもたちや学生といったα世代・Z世代が想定以上に来店され、来店客数はオープン直後で想定の約5倍、現在も2倍以上を維持する盛況ぶりで、連日多くの人で賑わうスポットとなっている。
■北米のミニロケで「たまごっち」のぬいぐるみを展開開始
7月上旬より、ついに日本アニメIP景品の本格的な展開を開始した。Kiddleton、National Entertainment Network(NEN)、7月初旬GENDAに加わったPlayer One、Barberioのミニロケ拠点において、2026年1月期第1四半期決算発表で開示していた「サンリオ」、「ゴジラ」に加えて、「たまごっち」を展開し、さっそく現地のファンに喜んで得ている。
■Player One:Add on施策が投資効率・売上効果の両面でSWAP施策を凌駕
Player One連結前から実施しているAdd on(新規機械増設)施策※1 が、極めて好調な滑り出しを見せている。
①SWAPが「既存機械との入替」であるのに対し、Add onは「新規機械の増設」であり、(既存売上を入替えることなく)売上を純増させることができる。仮にSWAP時と同等の機械1台当たり売上が出た場合は、SWAPよりAdd onの方がさらに投資回収が早いのが特徴。そのため、店内の敷地が広くAdd onを多数展開できるPlayer Oneは、高い投資効率で業績上昇が期待できる。
②Add on施策をしたPlayer Oneのロケーションでは、期待を上回る売上効果を記録した。NENの515箇所のSWAPによる売上上昇効果の平均が+110%で、この時の機械1台あたりの平均月次売上が約500ドルだったのに対し、今回のAdd on施策のロケーションでは同約1,000ドルという高い成果を記録した。
今回のPlayer OneのAdd on施策は、①「同じ機械1台当たり売上でもSWAPより投資効率が高い」②「実際の機械1台当たり売上がSWAPを大きく上回った」という二重の観点で極めて良好な立ち上がりとなっている。
※1 :店舗の空きスペースに、ミニクレーンと日本式Kawaii景品を追加設置するPMI施策
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA GiGO Entertainment
- 設立
- 2004年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 上野 聖
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高1117億8600万円、営業利益79億6500万円、経常利益73億0500万円、最終利益33億0400万円(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166