コーエーテクモHD、第1四半期のオンライン・モバイル分野の売上高は24.4%減の74億円 20年7~9月期以来の四半期80億円割れ
コーエーテクモホールディングス<3635>は、この日(7月28日)、第1四半期決算を発表し、オンライン・モバイル分野の売上高が前年同期比24.4%減の74億3000万円だったと発表した。
同社によると、大半を占めるモバイルの売上が前年同期比24.4%減の73億5000万円と減少した。2023年度の配信タイトルの収益や許諾ロイヤリティが減少したとのこと。
『三国志・戦略版』が大ヒットしモバイルゲームの売上が大きく伸びた同社だが、久々に四半期ベースで80億円の売上を下回った。
決算短信でモバイルゲームで言及されていたタイトルは以下の通り。
・『三國志 覇道』『信長の野望 覇道』が引き続き収益に貢献した。
・位置情報ゲーム『信長の野望 出陣』でコラボご当地イベント、ゲーム内キャンペーン等を実施した。
・IPを許諾した『新三國志曹操伝』と1タイトルがサービスを開始し、『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)は引き続き収益に寄与した。

会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高831億5000万円、営業利益321億1900万円、経常利益499億8800万円、最終利益376億2800万円(202年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635