フジ・メディア・ホールディングス<4676>は、昨日(7月31日)発表した第1四半期(25年4~6月)の決算で、アニメ開発事業の収入が前年同期比55.2%増の16億5900万円と大幅増になったと明らかにした。過去最高となった25年3月期第4四半期の19億8200万円に次ぐ規模となった。
同社では、「謎解きはディナーのあとで」や映画「ギヴン」などの海外展開が好調だったほか、人気アニメ関連の配分金や配信権の販売、グッズなどの販売が伸びた、としている。
業績が急激に悪化した同社は、改革のアクションプランを公表し、攻めの事業改革のひとつとして、映画・アニメ等の増強を図っていく考え。アニメ開発事業の収入は右肩上がりで伸びており、今後も存在感を高めていくものとみられる。
業績推移は以下の通り。
