
8月4日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比508.90円安の4万290.70円で取引を終えた。前週末に発表された7月の米雇用統計を受けて米国市場が下落したことに加え、為替が1ドル=147円台まで円高方向に振れたこともあり、一時は下げ幅900円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は35銘柄(36%)、下落は49銘柄(51%)、変わらずは12銘柄(13%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、任天堂<7974>が7日ぶりに反発した。任天堂は、前週末8月1日に発表した第1四半期決算がNintendo Switch 2の貢献もあり、増収増益での着地となったことが市場の評価材料となったようだ。
また、coly<4175>やカバー<5253>が買われ、スクウェア・エニックスHD<9684>やガンホー<3765>などがしっかり。
半面、前週末8月1日に発表した第3四半期決算が減益での着地となったイー・ガーディアン<6050>が3日ぶりに反落した。
東宝<9602>やエディア<3935>、シリコンスタジオ<3907>なども安い。
第1四半期の好決算発表を受けて前週末に急騰した反動の売り物に押されたコナミグループ<9766>は小反落した。

会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆1649億2200万円、営業利益2825億5300万円、経常利益3723億1600万円、最終利益2788億600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974