
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の岡村信悟社長(写真)は、2026年3月期の新作リリースについて、第2四半期以降に2本を予定していることを本日(8月7日)開催の第1四半期の決算説明会で明かした。どういったゲームになるのかは今後、開示が可能になった段階で改めて紹介したい、としている。
同社では、従来型の開発手法とは異なるソフトローンチ戦略をはじめ、新たな試みを取り入れたパイプラインを中心に展開していくとのこと。
ソフトローンチ戦略は、グローバルのモバイルゲーム市場での展開を見据えて、北米など特定地域でローンチし初期KPIを検証する。その中で設定した基準をクリアしたタイトルを磨き込んで完成度の高いゲームに仕上げていく。現在複数本が通過しているそうだ。
ハイパーカジュアルゲームやハイブリッドカジュアルゲームの開発で行われているプロセスに似ているように感じたが、『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』を大ヒットに導いたDeNAがどういった新作を用意しているのか要注目である。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1639億9700万円、営業利益289億7300万円、税引前利益318億1700万円、最終利益241億9300万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432