サイバーエージェント、第3四半期決算は営業益40%増の487億円と大幅増益…「ABEMA」関連70億円の利益計上、新作ヒットでゲームも30%増益達成
サイバーエージェント<4751>は、8月8日、2025年9月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高6319億9300万円(前年同期比5.8%増)、営業利益487億9800万円(同40.1%増)、経常利益486億3100万円(同35.6%増)、最終利益241億0300万円(同63.7%増)だった。
・売上高:6319億9300万円(同5.8%増)
・営業利益:487億9800万円(同40.1%増)
・経常利益:486億3100万円(同35.6%増)
・最終利益:241億0300万円(同63.7%増)


同社では、メディア&IP事業で重層的に売上を積み上げるとともに、ゲーム事業が大きく伸び、売上高は6319億9300万円(同5.8%増)、営業利益は487億9800万円(同40.1%増)、経常利益は486億3100万円(同35.6%増)、最終利益は241億0300万円(同63.7%増)となった。
セグメント別の経営成績は次のとおり。
①メディア&IP事業
メディア&IP事業には、「ABEMA」、「WINTICKET」等が属しており、重層的に売上を積み上げ、売上高は1689億1300万円(同14.1%増)と好調に推移し、営業利益は同69億9900万円増の70億0800万円となった。
②インターネット広告事業
この四半期に大型顧客の離脱があったが、直前四半期まで高い増収率で推移したため、売上高は3467億4800万円(同7.1%増)となった。営業利益は人件費等の増加もあり156億9700万円(同4.6%減)となった。
③ゲーム事業
前期2月1日に発売したコンソールゲームの反動があったため、売上高は1403億6400万円(同7.1%減)と減収となった。ただ、この四半期に発売した2タイトル『Shadowverse: Worlds Beyond』と『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が大ヒットしたことに加えて、外部決済への移行効果等もあり、営業利益は351億6200万円(同31.0%増)となった。
④投資育成事業
投資育成事業にはコーポレートベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルにおけるファンド運営等が属しており、売上高は14億3500万円(同31.0%増)、営業損失は8億6000万円(前年同期間13億2600万円の営業損失)となった。
■2025年9月期の見通し
2025年9月期の業績は、売上高8500億円(前期比6.1%増)、営業利益660億円(同64.7%増)、経常利益660億円(同66.2%増)、最終利益310億円(同94.0%増)、EPS61.20円を見込む。株価収益率は26.1倍となる。
・売上高:8500億円(同6.1%増)
・営業利益:660億円(同64.7%増)
・経常利益:660億円(同66.2%増)
・最終利益:310億円(同94.0%増)
・EPS:61.20円
【通期計画に対する進捗率】
・売上高:74.4%
・営業利益:73.9%
・経常利益:73.7%
・最終利益:77.8%
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社アプリボット
- 設立
- 2010年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 浮田 光樹
- 決算期
- 9月


