サンリオ、26年3月期の営業利益を600億円→673億円に上方修正 店舗・テーマパーク好調 国内外向けライセンス収益も大幅増

サンリオ<8136>は、8月8日、8月8日、2026年3月期業績予想の上方修正を行い、売上高1688億円(前回予想1622億円)、営業利益673億円(同600億円)、経常利益680億円(同607億円)、最終利益475億円(同420億円)、EPS199.38円(同177.00円)とした。

同社では、店舗・テーマパークが好調に推移したことに加え、国内外のライセンス事業の収益も大きく伸びた、としている。

・売上高:1688億円(前回予想1622億円)
・営業利益:673億円(同600億円)
・経常利益:680億円(同607億円)
・最終利益:475億円(同420億円)
・EPS:199.38円(同177.00円)

【従来予想からの修正率】
・売上高:4.0%増
・営業利益:12.1%増
・経常利益:12.0%増
・最終利益:13.0%増

【前年実績との比較】
・売上高:16.4%増
・営業利益:29.9%増
・経常利益:27.2%増
・最終利益:13.8%増

同時に発表した第1四半期の連結決算は、売上高430億9700万円(前年同期比49.1%増)、営業利益201億9800万円(同88.0%増)、経常利益202億0500万円(同72.6%増)、最終利益141億9000万円(同37.8%増)だった。売上高と営業利益は過去最高だったとのこと。

・売上高:430億9700万円(同49.1%増)
・営業利益:201億9800万円(同88.0%増)
・経常利益:202億0500万円(同72.6%増)
・最終利益:141億9000万円(同37.8%増)

 

第1四半期累計で、国内の店舗・テーマパークは、グローバルでのサンリオキャラクター人気の高まりや様々な施策が奏功し、外国人観光客および国内客が増加し売上高を押し上げた。

また、国内外のライセンス事業は複数キャラクター戦略の好調継続により北米・中国を中心に大幅に伸長した結果、営業利益が大幅増益で着地し、最終利益も期初計画を上回った。

第2四半期では、引き続き売上高の伸長が見込まれる他、利益面でも堅調に推移することが見込まれるため、9月中間期の業績予想を引き上げた。これに伴い、2026年3月通期の業績予想も上方修正した。

株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高1444億400万円、営業利益518億600万円、経常利益534億5300万円、最終利益417億3100万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
企業データを見る