東京通信グループ<7359>は、8月15日、2025年12月期通期の連結業績予想の修正を発表、子会社が保有する投資有価証券の一部の売却により、投資有価証券売却益約5億900万円を営業外収益として計上する見込みとなったことで、利益予想の上方修正を実施した。
売上高62億円(据え置き)
営業利益1億4000万円→1億8000万円(増減率28.6%増)
経常利益1億円→6億3000万円(同530.0%増)
最終利益1000万円→7500万円(同650.0%増)
同社は、保有資産の見直しを通じた資産効率の向上を図る方針のもと、連結子会社が保有する投資有価証券の一部について売却を予定している。この売却に伴い、2025年12月期の第3四半期期間(7~9月)において、営業外収益として概算で投資有価証券売却益約5億900万円を計上する見込みとなった。
この投資有価証券売却益の計上見込みが主因となり、経常利益および最終利益が従来予想を上回る見込みとなったことから、通期連結業績予想を修正する。
なお、連結子会社には非支配株主が存在しているため、売却益は持分に応じて非支配株主に帰属する。
あわせて、各事業の業績進捗についても精査を行った結果、営業外収益の計上に加え、事業環境や収益動向の変化を踏まえた見通しの見直しも行っており、営業利益についても、これらを反映する形で、予想の修正を行った。
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高58億6100万円、営業損益2億3000万円の赤字、経常損益2億1100万円の赤字、最終損益4億1300万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359