【ゲームエンタメ株前場(8/15)】全体相場堅調も売り優勢の展開 ブシロードやタカラトミーなど活況 赤字や減益組の下落目立つ【チャート掲載】

8月15日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比387円20銭高の4万3036円46銭で午前中の取引を終えた。為替の円安を手がかり材料となったことに加えて、前日急落した後ということで買い戻しが入ったとの見方が出ている。

 

【主要指数】
・日経225: 43,036.46(+387.20)
・TOPIX: 3,085.32(+27.37)
・ドル/円: 147.30(-0.44)
・ダウ: 44,911.26(-11.01)
・ナスダック: 21,710.67(-2.47)
・SOX: 5,885.49(-7.12)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は42銘柄(44%)、下落は52銘柄(54%)、変わらずは2銘柄(2%)で、売り優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、コナミG<9766>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が高く、日本一ソフト<3851>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、モバイルファクトリー<3912>が高く、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、KADOKAWA<9468>、GENDA<9166>、エディア<3935>、ブシロード<7803>が高く、サンリオ<8136>、東宝<9602>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、イオレ<2334>やクシム<2345>、サン電子<6736>、GENDA<9166>が値上がり率上位となり、ディー・エル・イー<3686>、monoAI technology<5240>、まんだらけ<2652>、アルファポリス<9467>が値下がり率上位となった。減益や赤字など業績の振るわない銘柄の下げが目立った。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧